音読と英作文

英会話を得意にしたい方への特効薬は、「音読」と「英作文」です。

意外に思われるかもしれませんが、外国人の方と実際にお話しする前に、英文をたくさん覚えておくことと、思っていることを正しく伝えるための英作文の力を身につけておくことは必須です。

「音読」では、特別な教材を用意する必要はありません。
中学校の教科書があれば十分です。あるいはお勧めは講談社の「英会話・ぜったい・音読」の標準編あたりです。
これは、中学3年生用のテキストを編集したもので、CDもついており、使いやすいと思われます。
音を聞いて、できるだけ正確に繰り返す練習をする。
また、毎日同じところから始めて、あわてず、確実に覚え込むようにする。
これによって、中学レベルの英語力が不動のものになります。

「英作文」ではお勧めしたいのは、ふたつ。
一つは受験研究者というところが出している「高校受験 実力突破 英語」という受験問題集。高校受験のために中学校レベルの知識をすべてまとめていて、必要な文法力も系統的に身につけられる本です。
もう一つは、英友社から出ている「書く英語(基礎編)」(松本亨・著)で、これについている膨大な量の英作文をこなしていき、音読すると、かなり言いたいことが口をついて言えるようになります。

もちろん、自分が満足できるところまでやろうと思えば、それはかなりたいへんなことです。
ただ、まず基本的に自分の言いたいことをある程度伝えるということを目標にされるのであれば、ぜひ、この作業を続けていただきたいと思います。

実際に、ここからスタートして、英検のレベルの高い級までかなりやハイペースで克服して行かれた方もみえます。
暗誦を進めていくと、驚くほど力が付いていることに、ある日突然気づきます。

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