中国、イタリアの一路一帯参加を歓迎②

The concern in Brussels is exacerbated by the knowledge that US President Donald Trump will soon turn his sights to Europe, once his trade war with Xi reaches a conclusion.

ブリュッセルの不安は、アメリカのドナルド・トランプ大統領が一旦、習との経済戦争の決着がついたらすぐに、狙いをヨーロッパに向けるだろうとわかってきたことでより深まっている。

exacerbate = make things worse

knowledge that = because of the fact that they learned that 

turn his sights to = shift his target to 

ここに、どちらを選択するのかという難しい賭けが、EU諸国に降りかかってくることになります。

さあ、どちらを選ぶのか。

・・Washington will not hesitate to force European allies to choose between Uncle Sam and the Chinese.

ワシントンは最終的にアンクルサムを選択するか、中国を選ぶかで欧州の同盟国を脅すことをためらわないだろう。

hesitate = pause in indecision before saying or doing something;  be reluctant to do something

force someone to do = make someone do something against their will

つまり、EU諸国としては、好むと好まざるとにかかわらず、アメリカを選ばざるを得ない状況に置かれてしまう、というわけです。

これは、日本についても同じことが言えるでしょう。

China , meanwhile, gets to demonstrate yet again that it is capable of driving the global agenda, while providing a type of stability and largesse that its only other genuine geopolitical rival is no longer interested in offering.

一方で中国は、これからさらに自分が世界経済を動かしていく能力があることを示すだろう。一方で、もう一つしかない地政学的なライバルが、経済援助を提供する意思がないことを確認したら、安定と寛容さを示すだろう。

ここで、おそらくアメリカと中国の戦いは、世界の勢力を二分する戦いに向かうことになるのでしょう。

これが、最近のタイムの記事に現れている世界の見方と言ってよいと思います。

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