英検面接試験

TOEICと比べたときの英検の特徴は、2次試験、つまり面接試験の存在だと思います。

TOEICにもスピーチとライティングに重点を置いた試験はあるのですが、英検の2次試験、というシステムは、筆記試験である程度点数を取った後、合格するために必須になっている点で大変優れたものだと思います。

さて、この2次試験ですが、事前に過去問題を研究しておくかどうかで大きく結果に影響します。

お手元に、既出問題集(全問題集)があれば目を通していただきたいのですが、3級から2級まではパターンの繰り返しが多いことに気づかれるでしょう。
逆にいえば、似たような出題が多い、ということです。

たとえば、英検準2級には、何人かの人たちがそれぞれに行動しているイラストを見て、その人たちが何をしているのか説明する問題があります。
ここ数年の出題では、花壇に水をやっている、とか、犬を連れて散歩している、あるいは箱を持ち上げている、といった場面がよく出ています。

こうした過去問題との類似は、どんな試験にも存在することです。

もしあなたが、試験作成委員に指名されたら、何を参考にするか。
当然、過去問題を調べて、その路線にのっとった出題をしますね。

英検に関しても同じで、いままでの出題と全く同じということはなくても、よく似たパターンを出してくる、というわけです。

4月から、勉強を続けて合格を狙う方たちに、まず参考にしていただきたいのは過去問題です。

もちろんTOEICを受験する方にも同じことが言えます。ただ、こちらは過去問題を公表していないので、類似したタイプの問題を多く収録している問題集を参考にすることになります。
がんばりましょう!

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