即席スピーチのヒント

即興スピーチのヒント

英語での即興スピーチは、なかなか不評で、厳しいという声が多いようです。

たしかに、タイトルを与えられてから、わずか1分で、2分間のスピーチをつくる、という1級の面接試験は大変です。

特につらいのは、事前のメモが作れないところ。

これは、何とか改善してほしい、というのが正直なところです。

それはさておき。

いつも書かせていただいていることですが、1級の面接で一番大切なのは、自分の言いたいメッセージをはっきり伝えること。

このところ、新聞は生き延びられるか、というトピックで、考えていただくことが多いのです。

まず、新聞って何?という定義の問題が起こります。

もちろん、毎日自宅に配達される新聞に決まっているじゃないか、という声が聞こえそうですが、インターネット上にも、「××新聞」を名乗るウエブサイトがあります。

すると、「新聞」が何なのかをきっちり決めて話す必要があります。

「新聞」を、紙の媒体である、とすると、問題点がすぐに思いつきます。

新聞は紙ですから、環境問題と結びつけることができます。

しかも、全頁に目を通している読者が何人くらいいるか。

もしかしたら、毎日出版されている新聞は膨大な紙の無駄遣いかもしれない。

そう考えてくると、もう新聞はやめてしまったほうがよいのかも。

こんな具合に、連想をたくましくして、新聞の良くないところを考えていくと、かなり批判的なスピーチを作ることができるでしょう。

それにたいして、インターネットの「新聞」も加えてしまうやり方もあります。

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