Get Wise! でよむ「英語の書き方」

英語で読む「英語の書き方」のつづきです。

Get Wise! Mastering Writing Skills の第2章には、何が書いてあるのでしょう。

タイトルは、Sentences that zig and zag (or how to make your words move!)

zig、zagする文、あるいは、どうやってあなたの文を生き生きさせるか。

このGet Wise!の本のおもしろさは、こうした対象の取り上げ方で、これはこの本の著者だけなのかもしれないけれど、これからどうなるのかな、という工夫が、いろいろあります。

さて、move! とはどうすることなのか。

いろんな語りかけ型のことなのです。

つまり普通に文を書けば、これは主張していることになるので、declarative。

あげてある例は、次のようなものです。

My brother is a pain in the buff. He’s always trying to tag along when I go out with my friends. Once, he hid in the trunk of my car so he could go to the mall with us.

ちょっとホラーな弟さんですが、これだと、事実を淡々と述べていく感じ。

次にexclamatory。これは、上の主張文に似ているのですが、文末に感嘆符!をつけることで、もっと力強い感じが出ます。

I screamed when he popped out of the trunk! He’s lucky I didn’t strangle him!
(弟がトランクから出てきたときには悲鳴を上げたわ。首を絞めなかったことを感謝してほしいわ!)

さらに imperative sentence は、「命令文」

Don’t blame me for not liking my brother. You’d hate him, too, if you ever met him.
(私が弟のことが大嫌いなのは無理もないでしょ。会えば、あなたも彼のことが嫌いになるわ)

interrogative sentence は疑問文。

What alternatives do I have to hating my annoying little brother? Should I just ignore him? Or should I sell him to the circus and be done with it?
(嫌う以外にどうしろっていうの?無視する?それともサーカスに売り払って忘れちゃう?)

このように、さまざまな文を使い分けることで、文章に躍動感を与えよう、というのが、2勝の考え方。

なんといっても、chi が書いた英文がたのしいですね。

私たちが英文を書くと、つい、主張するタイプの平叙文になって、おもしろ味がなくなって、すごく単調な文になってしまいます。

そんなときに、ZIG ZAG ZIG ZAG と、唱えながら、違った種類の文を使うように心がけると、生き生きした作文が書けるかもしれません。

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