Get Wise! でよむ「英語の書き方」②

英語で書かれた「英語の書き方」Get Wise! を読んでいくシリーズの3回目です。

第3章でようやくパラグラフが登場します。

ガイドラインとして示されているものを上げておきます。

Always start a new paragraph when it’s time to discuss a new idea.
(新しい考えを論じるときには、新しいパラグラフを始める)

Break up a long paragraph into two or more smaller paragraphs.
(長い段落は、いくつかの段落に分ける)

Combine paragraphs of closely related ideas when they are too short to stand on their own.
(段落が短すぎる場合には、関連のある考えの段落を合わせる)

Keep all paragraphs about the same length. Otherwise, your reader might subconsciously believe a longer paragraph is more important simply because of its length.
(すべての段落は同じくらいの長さにする。そうでないと、読み手は、長い段落がほかのものより長いから重要なのだと考えてしまう]

というわけで、英文を書くときの一番のポイント、段落の書き方が示されます。

英語での作文の本では、このパラグラフから始めている本もあるくらいですから、英語による作文では、パラグラフが絶対に欠かせない要素であることが分かります。

そして、そのパラグラフの中でも、最も重要な文、つまりトピックセンテンスについて、このように書かれています。

A topic sentence needs to do one important thing; Catch the reader’s attention.
(トピックセンテンスは、ある重要な仕事を担っている。読者の関心を引く、という仕事を)

そこで、悪いトピックセンテンスの例が出されています。

This paragraph examines a vegetable.

では、Chiの書いた、よりよいトピックセンテンス。

The most intense vegetable I’ve ever eaten is a jalapeno pepper.
(今まで食べたうちで一番刺激的な食べ物はjalapeno pepper)

このjalapeno pepper がどんなものなのかはわかりませんが、少なくとも、興味は感じます。

さらに続けて、
The other day, I ate an intense vegetable.
があまり、おもしろいトピックセンテンスではない、と説明します。

もう一つ、How intense is a jalapeno pepper?

これだと、この後、書き手は、jalapeno pepper の説明をしていくことになります。

そしてさらに、サポーティングセンテンス、つまり、後に続く文章の書き方を指導してくれます。

ただ、ある程度、読み手の関心を引くようなトピックセンテンスで始めれば、どのようにintenseだったのか、説明していけば、おもしろいパラグラフになりそうです。

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