1級英作文に挑戦!

英検1級には、自由英作文があります。この英作文が、かなり大変、とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。まず、基準がはっきりと示されていません。どういう文を書けば何点くらいとれるのか、まったくヒントがありません。いくつか条件は与えられているので、それから類推することはできるのですが、模範解答など見ても、その条件とは違った形になっているモノも多いのです。そこでお勧めしたい方法が、中学上級から高校初級レベ…

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坂口安吾『不連続殺人事件』

愛読している推理小説のひとつが、坂口安吾の『不連続殺人事件』。戦後、『堕落論』で、人間が、自由に生きることを訴えたことで有名な坂口安吾。戦争中は、仲間を集めて、推理小説の謎とき部分を破り捨てて、犯人あてに興じたといいます。この安吾が、機会を得て、懸賞付きの犯人あて本格推理を書きました。それが、この『不連続殺人事件』であります。この作品は、戦争直後に、田舎に引っ込んだ金持ちによばれて、奇人変人、一筋…

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脂肪税

この10月からデンマークで、脂肪税が導入されました。これは、スポーツ紙などでも大々的に取り上げられて、すでにご存じの方も多いと思います。英語ではfat tax というらしく、『脂肪税』『肥満税』と各紙、呼び方が違っているのはこのためのようです。課税対象は、食品中の飽和脂肪酸で、当局によれば、国民の健康を考えて、肥満をなくすために導入した、とのこと。でも、249億円(!)に上ると言われる税収アップは…

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アインシュタインは間違っていた?

タイム2011年10月10日号によると、新しい研究によって、アインシュタインが間違っていたことが明らかになるかもしれない、とのこと。つまり、アインシュタインは、光がこの世の中で一番速く移動する、と考えていたらしい。ところが、最近の研究で、ニュートリノがわずかに光より速いことがわかってしまった。この号の13ページに、『地球から月まで385,000キロの距離をどのくらい速く(あるいは遅く)移動するか』…

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英語を使う人が属する3つの世界

現在、日本にいて、英語を使っている人たちというのはおおざっぱに次の3つに分けられます。ひとつめは、今までの経験で覚えている世界で英語を使っている人たち。これは、ネイティブ・スピーカーといわれる人たちや、帰国子女など。生まれてから、現在までに覚えてきた英語を、覚えてきたように使っているのですから、問題はありません。あるとすれば、自分の英語が日本で通じないことがあることと、日本人独自の発想や、自分が今…

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あなたを変える英語力!

Spotwrite(スポットライト)という、本を書きたい人のためのサイトがあります。田口直人の名前で、「あなたを変える英語力」という小冊子を書いています。このサイトでは、途中までしかできていないものや、骨子の状態のものでもアップできますそれぞれの方の制作過程を含めてみていくことができます。短かくても、まとまったものを一冊、完全に書きあげるのは大変なことです。ですから、これは書いているほうにしても、…

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第2次世界大戦の時の日系人収容所

松本亨先生の作品に「英語のイントネーション」という本があります。もちろん、この本の主眼は、イントネーションの勉強なのですが、松本先生らしい工夫があります。それは、先生が、感情の表れやすい恋愛物語を書いて、それを通じて英語を学んでもらおう、というアイディアです。イントネーションを学ぶのですから、物語自体はすべて会話形式。舞台はアメリカ。主人公は日本人留学生のトミオ。日本軍が真珠湾に奇襲をかけたニュー…

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