お久しぶりです。エブリ・イングリッシュ・サービスのホームページが、リニューアルして、4月を迎えようとしています。4月からの新学期に備えてのレッスン内容をお知らせいたします。
英検1級講座=今回、2名の合格者を出すことができました。お一人は、2次対策に通っていただいた方、もうおひとりは、こつこつと勉強を続けていただいた方です。
英検1級の1次試験は、はっきり言えば、「苦手な部分」があると合格できない試験です。
たとえば、単語力。最近の出題傾向は、「でる順パス単」からの出題の方が「文単」に比べて多いようですが、今までにも見かけた単語が割によく出ているのかな、という感じを受けます。ただ、新学期にあたって、傾向が変化することも十分ありうるので、注意する必要があります。とにかく、単語については油断せず、毎日少しずつでも、確認を続けることが、一番重要ですね。エブリでは、毎回、40語の単語を覚えてきていただくことで、「単語暗記のための筋肉」を衰えさせないようにしています。
長文は、アメリカの歴史を中心とする、歴史関係、また、建築などと哲学思想とをくみあわせるものなどの、やや文化系なところもある出題が多くみられたように思います。このところ、医学関係や、宇宙関係の出題は、あまり見かけない感じです。でも、理系自体は、ある程度出題されています。表現や、単語で、かなり読み取りにくいものが多い。ランダムハウス大辞典などをひいても、出てこないという場合もあります。ある程度、難解な英文を読みなれることが必要です。そのためには、タイムや、ニューヨークタイムズなどに目を通すことは必須かもしれません。そういう練習を続けると、単語のところでも取り上げた、「見かけたことのある単語」が増えてきますから、長文は解きやすくなるでしょう。毎回、長文を、文法的に正確に、きっちりと読み込んでいただくことで、情報量の多い問題文から、正解を見つけ出す訓練をしています。
リスニングは、理系の文章がよくみられます。全体の構成などは、準1級と大して変わらないのですが、細かく比較すると、取り上げる内容が、一般的には思い付かないような内容なので、ひとつひとつの文を正確に理解する必要があります。エブリのリスニングのやり方は、一文一文、正確にディクテーションすることから始まります。もちろん、全体の流れをつかむことは重要ですが、各文の意味を正確に理解しない限り、正しい解答を見つけ出すことはできません。
英作文は、主張を明確に述べて、それを具体的な例を使って説明する。文法ミスや、スペルミスなどがあれば、着実に点数を失います。辞典を調べて、明らかなミスとされるものを犯すことのないように注意しましょう。そのためには、不安な点はいつも辞典を引くこと。細かな使い方も、きっちり押さえていくこと。エブリでは、毎回、英作文を書いてきていただいて、その作品を添削し、アドバイスをさせていただくことで、合格できる英作文を作り上げます。
英作文の技術は、2次試験でも、大いに役立ちます。
トピック候補を五つ、与えられて、そのうちから一つを選び、1分経ったら、即興で2分間のスピーチをおこなう、という、英検1級2次試験では、いったん決めたタイトルで迷ったり、頭の中の整理ができてないまま、スピーチを始めてしまうのは、最悪です。頭の中で、きっちり、主題とその具体例を図式化して、聞いている審査員の先生方に分かりやすく説明する。さらに先生方から与えられる質問にも直球で、解答をいう。先生方からの説得もありますが、一方的に合わせてしまうのではなく、自分なりに反論し、それなりの解答を与えて、最終的に説得されてもかまいません。ロジカルに、感情的にならずに、説明して、試験にも勝利してください。本校では、4月からも、2次対策用の講座を開催します。
以上、英検1級にチャレンジされるみなさまに、希望される栄光を一日も早く手に入れていただきたく、誠意を込めて授業を展開しています。
せひ、説明を聞いていただいたうえで、ご参加いただけることを楽しみにしております。