こうして学ぶ音読!

音読しましょう。そういわれても、何をどうすればよいのか、という方もいらっしゃることと思います。わたしなりの、音読法をお話しさせていただきます。基本的には、ご自分の必要に合った教材が必要です。これは、以前、書かせていただいた、音読の教材選びのブログをご覧いただくとして、とりあえず、教材はある、としましょう。まず、ご自分の知らない単語、読みづらい単語をピックアップして練習しましょう。このとき、自分流に…

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何をどう音読すればいいの?

エブリ創設以来、音読をお勧めしてきました。確かに、今、書店で、英語学習法の欄を見てみると、以前よりはるかに音読を進める書籍が増えてきました。でも、よくお尋ねを受けるのは、何を音読すればよいのか、という問題です。エブリでは、お入りいただく際に、「何のために勉強されるのか」ということを、いろんな形でお伺いします。中学、高校と英語の勉強はしてきたけれども、もうすっかり忘れてしまった。基礎からもう一度勉強…

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音読中心の学習(1)

以前から何度も音読の効果について書いてきました。エブリでは、毎回、レッスンの始めに、生徒さんに、決まったテキストを音読していただいています。受講されている生徒さんお一人おひとりで、テキストは違います。久しぶりに英語を勉強される方や、中学生の方、あるいは英語が苦手な方には、中学の教科書レベルの文章を音読していただきます。以前は、NHKから「英語の文型と文法」という、基本的な文法事項を網羅したすばらし…

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音読中心の学習(2)

音読で大切なこと、それは、次の3点です。1、できるだけ、細かな部分まで注意しながら、きちんと練習すること。   個々の単語の発音や、複数、時制などをいいかげんにしないで、できるだけ丁寧に読むことが大切です。  わたしたちは、日本語に複数形がないせいか、つい、複数のsを抜かしてしまうことがよくあります。  気がついてみると、複数形でいうことを、すっかりおこたってしまっていることも。  と、同時に、あ…

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スピーディな音読の意味(3)

少しお年を召した英語学習者の方の中には、国弘正雄先生の名前を懐かしく思い出される方もいらっしゃるでしょう。国弘先生は、以前、NHK教育テレビで、「テレビ英語会話中級」を担当されていた同時通訳者の草分けです。アポロ月面着陸の同時通訳をされて一躍時の人になられました。その後、参議院に出馬されて政治の世界に転身され、現在は悠々自適の生活をされていらっしゃるようです。この方の著作にベストセラーとなった「英…

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スピーディな音読の意味(2)

高校2年生までの方には「英会話・ぜったい・音読 標準編」(講談社)を音読用に使っています。中学3年用のテキストをまとめたもので、基本的な文法事項はほとんど網羅されています。このテキストを完全に暗記することで、英語の点数をぐっと上げた方も多くいらっしゃいます。なにしろ、自分の知っている文章はすべて頭の中に入っているのですから、英作文などでも応用することでかなり容易になるのです。ただ、一冊の本を完全に…

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スピーディな音読の意味(1)

You tubeをご覧になった方は、なぜこんなに速いスピードで暗誦をするのか疑問を持たれる方も多いようです。実際、私たちの音読を目の当たりにした方は、その速度に驚かれます。私が目指しているのは、生の速度です。DVDなどで、現実の英語を耳にしたとき、私たちには、何を言っているのかわかりません。これは、3つの理由があります。1つは用いられている単語・表現が難しいこと。2つめはスピードが速いこと。そして…

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TOEICリーディング対策の音読

今回はTOEICリーディング対策を音読で行うための講座です。一見、リーディングと音読とは関係がないように思われますが、そんなことはありません。実は、リーディングをするためには、二つの重要なポイントがあります。ひとつは速度。頭の中でも「翻訳」をしつづけていたのでは英語に対して、そのまま対応することはできません。スピードも上がりません。この問題を克服するための方法はひとつしかありません。英語で考えるこ…

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音読の効用

英語の学習法の一つである音読が優れている点は次の3つだと思います。第1はやりやすさ。単語集の表紙のことば。「それぞれの英文を100回ずつ読んでマスターしよう」文を100回音読することには、それほどの時間はかかりません。英文に慣れてくるまで時間がかかりますから、効率は良くないように思われますが、どんどん速くなります。「ニュース英語のリスニング(基礎編)」でも、とりあげる英文は、せいぜい一文あたり20…

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なつかしの「英語の文型と文法」

数年前、高校生の時にエブリに通ってくれていた方が、訪ねてきてくださいました。現在は、大学で勉強されているそうですが、英会話はなかなか得意で、エブリで覚えた英語が役に立ったとおっしゃってくれました。当時は、安田一郎先生の「英語の文型と文法」を暗誦教材として使っていました。この教材はNHKから出ていたもので、当時放送されていた「続基礎英語」をベースにしたものです。この番組では、中学校2年生向けの文法を…

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