英作文をやりましょう!

わたしは、高校生のころに、当時NHKのラジオで、「英語会話」を放送していらした松本亨先生にあこがれて、何冊か出版されていた表現集を買って読んだり、東京で行われた先生の講演会などに参加していました。幸い、夏休みに、直接、松本先生から指導を受けることができる、という講座があったため、なんとか父親に頼んで、参加させてもらいました。この時、先生が担当されていたのが、「英作文」の講義で、参加していた生徒は5…

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基礎英作文問題精講(花本金吾・著)について

花本金吾先生の著作には、とても味があります。花本先生は、通訳ガイドの参考書、英作文をはじめとする受験参考書など数多く執筆されています。しかも、その一冊一冊が、非常に味わいのある作品になっています。わたし自身も、通訳ガイドの参考書をたまたま古本屋さんで手に取り、はしがきに書かれていた先生ご自身の苦労話に感銘を受けて、そのほんをかったきおくがあります。花本先生の著書が、味わい深いのは、先生ご自身の自学…

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ドリトル先生物語がなつかしい!

小学生だった頃、持病があって、毎月、名古屋病院に通っていた時期があります。だいたいは月末だったのですが、父と母に連れられて、デパートに通っていたものです。午前中には、病院で診察を受けて、血液検査などされました。午後になると、家族でお昼を食べ、その後、デパートで自分の行きたいお店にでかける、というスケジュールでした。こんなことを言うと、驚かれることもあるのですが、小学校3年生くらいの時には、デパート…

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中国、日本の経済水域にミサイル発射!②

③1 ウクライナに対するロシアの侵略に対して、この平和主義の姿勢は、改革を行ってきた。その後、与党自民堂は軍事費用を倍のGDP2%まで上昇させることを決めた。③2 さらにタカ派の政治家たちは、日本が、最終的に通常ミサイルによる先制攻撃能力を開発すべきだとし、さらに、日本はいつかアメリカの核兵器を抑止力として持つべきであることまで示唆している。そのような論議は10年前には考えられないことだった。③3…

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中国、日本の経済水域にミサイル発射!①

中国、日本に警告リード北京が台湾侵略に関するシグナルとして、5発のミサイルを発射。日本は激怒。 ①1 北朝鮮が長年にわたり日本海にミサイルを撃ち込んでいるが、現在まで、特に大きな事故は起こっていない。しかし、ますます強力になり、攻撃的になっている中国が同じことを軍事演習の一部として木曜【8月4日】に実施した時には、日本は、東京からワシントンに対して政治的、安全保障的な懸念を鋭く発信した。…

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英検の参考書

現在、旺文社が出している英検の単語集には、「出る順」シリーズと[文単]シリーズの二つがあります。このうち、文単シリーズが、現在、改訂版が出版されています。先日の問題集についての記載同様、版がかわると、内容も入れ替わるので、これから試験を受けようという方は、できれば、最新版を手に入れてください。「出る順」の方は、今から8年くらい前に改訂されたようで、次の改訂までには、まだ数年かかりそうですが、「文単…

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英検の参考書

お久しぶりです!気が付いたら、すっかり時間がたってしまいました。このところ、英検の受験を考えているみなさんの授業をさせていただくことが多いので、そのことについてきづいたことをお知らせしたいと思います。以前は、英検の参考書は、すべて旺文社の発行だった時代もあるのですが、いまでは、色んな出版社さんが参入して、にぎやかになっています。いつも、お尋ねいただくと、「過去問題集がいいですよ」、受験されるのであ…

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英語の勉強法についての引用集

英語の勉強法についての引用集「アメリカ口語教本」(入門編、初級編、中級編、上級編)W・L・クラーク 研究社出版「アメリカ口語教本」は、英語のビギナーでも話せるようになる優れた教材だ。私の周りにいる英語の達人の中にも、このシリーズで実力をつけたという人が数多くいる。桜美林大学の馬越恵美子教授もその一人だ。彼女は今も若い人の英語学習の入門書として何よりもこの本を推奨している。このシリーズの学習の根幹は…

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呪殺の島(萩原真理)新潮文庫

横溝正史や江戸川乱歩にどっぷりとつかった時代に、読書を楽しんだ人間なので、このところ、話しの筋が、あまりにもオーソドックスなタイプの[探偵小説]から逸脱してしまい。世評的にはともかく、私個人としては残念だな、と思うことが多かったのですが。久しぶりに、こうした雰囲気を楽しむ事の出来る作品が、このところいくつか出てきて、渇をいやしてくれます。 萩原真理さんという方は、まったく存じ上げなかった…

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高木彬光「能面殺人事件」

戦後の推理小説のファンの方なら、名探偵・神津恭介の名前に聞き覚えのない方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。当時の大物作家である江戸川乱歩氏の推奨を受け、ほとんど小説一本を丸ごと、雑誌として出版された、「刺青殺人事件」。これには、日本家屋での密室殺人事件という、当時としては画期的な、トリックが含まれていました。もちろん、それ以外にも、バックグラウンドを彩る、入れ墨の美学も相まって、独特の雰囲気…

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