英作文の傾向と対策

みなさんは、原仙作(はら・せんさく)という方の名前をご存じだろうか。もし、あなたが、旺文社の出版している、英語関係の標準問題精講というシリーズに目を通されたことがあるのなら、あるいは原先生の名前をご覧になったことがあるだろう。といっても、現在、書店で手に入る「英語長文問題精講」や、「和英標準問題精講」などで、実際に原先生がお書きになられたものはない。じつは、原仙作先生は、最初に旺文社が「標準問題精…

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英作文をお薦めする理由

過去においても、現在でも、私が一番生徒さんにお勧めするのは、英作文です。今までにも触れてきたように、英作文にはメリットがいっぱいあります。たとえば、参考書が安いこと、軽いこと、持ち歩きが便利なこと。ノートなどに書いて勉強すれば、わずかな時間でも充実した内容が勉強できること。暗記すれば、単語や、文型の勉強に比べて、効率が良いこと。数え上げればきりがないほどです。その中でも最大のメリット。それは・・英…

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英英辞典への招待

私たちの時代とは違って、現在では、電子辞書が普及しています。そのため、英英辞典も、そう珍しいものではなくて、ちょっと高いものを買えば、簡単に手に入ります。いま、私の机の上に、くたっとなってしまい、背表紙も取れかかった英英辞典があります。これは、Oxford Advanced Learners’ Dictionary という、私たちのころには、2冊あった、割とポピュラーな辞典です。開拓社…

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音読の勧め

私の主催しているエブリ・イングリッシュ・サービスにお越しいただいているみなさんにお願いしているのは、音読です。音読、というと、最近では、本屋さんに行っても、山ほど本が並んでいて、当たり前だね、という指導法になっているようです。でも、もともと、エブリ・イングリッシュ・サービスで、開始した時には、音読を口にされる方はほとんどいらっしゃらなかったように記憶しています。もともと、NHKのラジオ番組である、…

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英英辞典のおもしろさ

はじめて松本亨先生の授業を受けるために上京した時、持っていった英和辞典を取り上げられて、開拓社の「新英英大辞典」を買うことを勧められました。もちろん、それまで英英辞典を見たことも使ったこともなかったので、不安だったし、当然のことならが、レッスンの予習復習を英英辞典だけでする、というのは、何をどうしていいのかわからなくて、苦労しました。でも、松本先生の言われたとおり、英英辞典だけを持ち歩いて、それば…

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「時代に合わせた変更」は、必要?

先日、岩波書店から出版されていて、いまや古典となっている「ドリトル先生物語全集」というシリーズがあります。以前、お話しした通り、わたしは小学生時代に、毎月栄の百貨店に行き、月々1冊ずつ買ってもらっていました。ヒュー・ロフティングというイギリスの方が原作を書かれて、全12巻ものシリーズです。最近、ようやく、新訳版が出版されることになりました。角川文庫から、ゆっくり目のペースで出版されています。この訳…

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ドリトル先生が月から帰ってきたわけ

ごく最近、カドカワから「ドリトル先生と秘密の湖」という、作者ロフティングの遺作、3作のうちの1冊目が刊行されました。実は、この本のあとがきに、「ドリトル先生」のお話が、ドリトル先生が月へ行った後、作者のロフティングさんは、絶筆する予定だった、という挿話が書かれておりました。わたしは、この「ドリトル先生物語全集」を全巻そろえて何度も読み込んできたのですが、この全集では、ロフティングさんのバックグラウ…

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ドリトル先生と秘密の湖

今日、本屋さんに出かけたら、新刊で、上記の本が出ていました。これは、以前、岩波書店から出版されている、井伏鱒二さんの翻訳による「ドリトル先生物語全集」の新訳です。わたしは、小学生のころから、ドリトル先生物語全集を、毎月、父から買ってもらい、夢中になって読んでいました。いまでも、内容は、ほぼ覚えているほどです。でも、新しいバージョンのドリトル先生は、ある意味、驚くほど変わっていました。一番大きいのは…

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英作文問題集が姿を消した?

たまたま、今日、用事があって、本屋に出かけました。用事というのは、英作文の参考書さがしです。実は、高校でも講師として授業をさせていただいているので、その関係で、毎週、英作文のクラスを担当しています。当然、文法項目別であったり、表現内容別であったり、英作文の問題集や、参考書の類が必要になります。そこで、今日も、書店で、英語参考書のコーナーに出かけたのですが、奇妙な事に、いつも見かける参考書の類があま…

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英作文をやりましょう!

わたしは、高校生のころに、当時NHKのラジオで、「英語会話」を放送していらした松本亨先生にあこがれて、何冊か出版されていた表現集を買って読んだり、東京で行われた先生の講演会などに参加していました。幸い、夏休みに、直接、松本先生から指導を受けることができる、という講座があったため、なんとか父親に頼んで、参加させてもらいました。この時、先生が担当されていたのが、「英作文」の講義で、参加していた生徒は5…

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