TOEIC100点UPへの道

100点アップといっても、現在何点なのか、で話は違ってきます。いずれにしてもまず取り組んでいただきたいのは音読です。現在、エブリでよく利用しているものが講談社インターナショナルから出されている「英会話・ぜったい・音読」(標準編)です。これは中学校3年生用の教科書から抜粋した教材で構成されている、音読用のテキストです。このテキストを利用することで、英語の基本的な組み立てが見て取れるようになります。英…

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ミステリ十二か月

表紙のかわいらしい猫の探偵たちの絵で、なんとなく子供向きの本なのかなあ、と思わせられてしまいます。実は、読売新聞に連載された、ミステリ小説の紹介の記事なのですが、名アンソロジストにして、ミステリ作家の北村薫さんの作品ですから、選ばれた作品は、いずれも上品、かつ読みごたえのある作品ばかり。スタートの1月は、子供向きの本から紹介を始めて、はじめてミステリに親しもうという方には、肩の凝らない本ばかり。な…

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単語を覚える

英検1級で驚かされるのは単語のむずかしさです。おそらく、準備をあまりしないで受験された方は、選択肢にほとんど知っている単語がないので、びっくりされるのではないでしょうか。そういう意味では、英検1級というのは、私たちが、意識して覚えざるを得ない単語を勉強する機会を与えてくれる機会なのかもしれません。最近は「でる順パス単」とか「キクタン」といった教材も出版されて、単語の勉強も少しは楽になってきました。…

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小説のペース

海外の小説をお読みになる方ならお気づきだと思いますが、日本の小説とアメリカなどの小説とでは、物語の進行のペースがかなり違う印象を受けます。最近、Daniel Suarez という人の”Daemon”という作品を読み始めましたが、なかなか本題(?)というか、事件が明確な形をとってこないため、進めなくなってしまいました。評判のよいエンターティンメントらしいので、それなりの期待もあったのですが、おそらく…

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例文探し

仕事で、英語の例文探しをすることがあります。ふしぎなことですが、日ごろ目を通している英文でも、特定の文法項目などにこだわって例文を探していると、全体の流れが全く頭に入ってきません。ある英語の先生の書かれた本を読んでいたときに、似たようなエピソードに遭遇しました。その先生は、やはり辞典など作るために英語の例文が必要で、何度も読んでいるアガサ・クリスティーの作品を読み直されたそうです。すると、やはりス…

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海外留学

「○○さんはどちらに留学されていたのですか」英語の仕事をされているSさんは、いつもこう聞かれる、とこぼされます。英語の仕事をするのに、海外経験があるのは当たり前、逆になければ力があるのか疑われてしまう、とおっしゃいます。たしかに、日本で頑張って勉強されて、英検1級にも合格され、現在はお仕事で英語を使っているSさんにとって、こうした質問は不愉快でしかないのです。英語を勉強される方がこれほどたくさんい…

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ちきりん「自分のアタマで考えよう」

わたしたちは自分の頭で考えているつもりでいながら、実は「他人の頭で考えている」つまり他の方の考えたことを無意識に自分の考えのように思ってしまっていることがよくあるのだ、ということを教えてくれた本です。副題は「知識にだまされない思考の技術」とあり、まさにぴったりのことばだと感心しました。たとえば、プロ野球の将来。冒頭に挙げられているグラフを見ると、ファンの年齢層が上昇していることが分かります。これは…

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最新!英検1級合格リポート!

7月22日に届いた最新の合格体験記です!英検1級に合格されました!!「今回受検1回目で合格することができました。1年ほど前にこの回に受験しようと決めて準備を始めました。1次対策として過去問題集を集中的にやりました。各回25問の正当単語の暗記、長文問題は前から訳す、を中心に行いました。試験1-2か月まで殻は実際に受験通りの時間帯で事故模擬テストをして、大体の時間配分をつかみました。長文読解が苦手だっ…

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人前で話すということ

暑い日々が続いています。こんなときに、壇上の方のお話を聞くことになると、ついうとうとしてしまったりします。最近、何人かのご講演を伺う機会がありました。正直なところ、聞きやすいお話と、そうでない話し方をされる方がいらっしゃって、とても興味深いと思いました。具体的には次のことです。どの方も、最初に「こういう話をします」とまとめられるのですが、お話の最中に、思いつかれたことがあったのか、どんどん追加して…

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