2次対策の方法③
過去問題を検討する、ということは、思いのほか、軽んじられているように思います。
おそらく、2次試験で、全く予想のつかないトピックに対処になくてはならないのは、せいぜい1級くらいです。
それ以外の級であれば、ほとんど、予想がつく、と言ってよい。
たとえば、準1級なら、
①ある会社の人が、新聞などを読んでいて、ある考えを思いつく。
②その考えを、会社の部署での会議で出してみて、賛成してもらう。
③実際に実行してみる。
④思いがけない苦情が寄せられ、困惑する。
というパターンがほとんどです。
過去問題を見てみれば、そのことは一目瞭然です。
2級でも、パターンはあまり変わりません。
こうした状況は、日常的にもよくおこっていることなので、それをどのように説明するか、が課題だと言えます。
この場合、過去問題集を使って、実際に、試験を受けている気持で答えを作ってみること。
さらに、それを口で言ってみる。
そしてできれば、その解答を自分なりに作文しておくこと。
これにつきます。
こうすることで、自分の生活を英語で説明する、という英会話の基礎も達成できるのです。