今日から英検1級
○リスニング編
パート4は、5分程度のインタビューを聞いた後、二つの質問に答える形式。
まず、インタビュー自体がかなり長いので、事前に問題に目を通しておく必要がある。
つぎに、このインタビューは、結構専門性が高いので、問題点は何かを、早めに理解しなくてはならない。
こうした性質から、イングリッシュ・ジャーナルのようなインタビュー中心の雑誌などで、耳慣らしをしておかないといけない。
このインタビューは、ある程度は打ち合わせがなされているけれど、即興的な部分もあるようで、言いよどみ、無駄な繰り返し、言い換えが、他のパートに比べて起こりやすい。
そういう意味では、最も厳しい問題かもしれない。
5分程度のインタビュー、ということを目安にして、いくつか、社会的な問題に関して、職業として活躍している人の話を聞くとよい。
特にメモの取り方。
細かな年号とか、人数、費用の価格などが出題されることはまずない。
むしろ、考え方の流れ、いくつか出てきた例や、説明の論理、などに注目する必要がある。
たとえば、講義のようなスタイルのまとまった話をきいて、流れをまとめる練習などは有効。
実際には、講義ほど、整然としているのではなく、わきにそれたり、途中で話が消滅したりすることもある。
逆にリアルな録音と言える。
先ほど例に挙げた、English Journal などが最適ではないかと思われる。