ジェサミン・スタンレーさんをご存知ですか?
先週のタイムが「アメリカの声」欄で取り上げた、インターネット・ヨガのインストラクターなのですが、驚きなのは、その体型。
正直、かなりお太りなのです。
Like most exercise, yoga looks better online than in real life.
(他の運動同様、ヨガも、実社会よりはオンラインの方がよく見えるようですよ)
インスタグラムでは、ピンクのパッチワーク、緑色のスムージィ、身体を曲げやすくて、ほとんど服を身に着けていないというスタイルで、頭を下にまっすぐ立っている、というのがおなじみのイメージなのですが。
Missing, too, are other types of bodies that love yoga.
(でも、他の体型の人たちも、ヨガを好きなはずですが・・)
アメリカ国内では、なんと3600万人がヨガを練習しています。でも、だれもがあのスタイル抜群の人たちばかりではないはず。
29歳の身体の大きなジェサミン・スタンレーさんも、自分がヨガにチャレンジしている姿の写真を投稿してきました。
太っている女性でも自分の身体が好きだし、ヨガの練習をすることだってできる!
もっとほっそりしたヨガ仲間同様、彼女もかわいらしいスポーツブラをし、レモン色のツーピースと、ピッチピッチのブーツ・ショーツを身につけます。
実は、スタンレーさん、インターネットではとても有名なヨガ・インストラクターで、フォロワー数では、最もおおい人気者の1人なんです。
インスタグラムでのフォロワー数は、なんと23万2000人。
でもスタンレーさん、こういうキャリアを持つことになるとは夢にも思ってはいませんでした。
16歳のころ、彼女はおばさんに誘われてヨガのレッスンに参加します。
「いやだったわ。何もかも、しんどかった。暑いし、ポーズもきついし、息絶え絶え。死ぬかと思ったわ」
だから、二度とやらない、と誓った。
でも、大学のころ、もう一度やってみた。
ヨガは相変わらずきつかったし、恥をかくようなものだった。
「でも、他の人たちが軽々と動くのを見ていたの。私がクラスの中で一番太ってたわ。自分のことはよくわかっていた」
でも、彼女は、新しい自信を持った。
マットは体重に関する自信のなさや、家庭でのトラウマから逃れる隠れ家になる。こうしたことが、長年彼女を悩ませてきたのだ。
ヨガは、彼女に昨日までの自分の境界線を乗り越える力を与えてくれた。
スタンレーは決めた。
他の人がどう考えようと、気にしない。
いま、彼女はこういいます。
「今、自分の現実を世界に見せるときよ!」