コロラド州の同性婚騒動②
コロラド州の裁判所の裁定がまちがっていた、として最高裁が挙げた理由。
In a 7-2 decision, the Supreme Court reversed course and sided with the baker–but not because the state agencies necessarily came to the wrong conclusion.
「7対2の評定で、最高裁は裁定を覆して、パン屋よりの判決を下した。
しかしそれは、週の裁判所が必ずしも間違った結論を下したからではない」
The key reason was that officials showed “elements of a clear and impermissible hostility” toward Phillips’ religious beliefs while considering the case.
「最大の理由は、役人たちが、その訴訟について検討している間、フィリプス氏の宗教的な考えに対して『はっきりと、許されることのない敵意』を示したからだ、という」
と判事、ケネディ氏は、「多数意見」として述べている。
One piece of evidence the justices pointed to was a commissioner who “disparaged Phillips’faith as despicable.
「判事が指摘した証拠の一つは、コミッショナー(役人)の1人がフィリプスの信仰をつまらないものだと言って、一笑に付したこと」
というわけです。
結局、この最高裁判決では、何も明らかにならず、かえって、他にも似たようなケースで訴訟待ちになっている用件があり、これがさらなる訴訟に結びつく、と司法サイドは戦々恐々。
ちなみに、アメリカでは最高裁裁判官は終身制で、クビになったりはしません。
定年もないので、辞職するまで続けることになります。