中国、イタリアの一路一帯への参加を歓迎①

China welcomes Italy into its sphere of influence, unnerving the EU and US

「中国、イタリアが影響下に入ることを歓迎、EUとUSとはいらいら」

タイムからの記事です。

Thirteen European countries have already declared themselves open for Chinese business, but the 14th has both Brussels and Washington on edge.

13のヨーロッパの国々ははっきりと中国ビジネスに対する敵意を示しているものの、14番目の国はブリュッセルとワシントンをやきもきさせている。

declare themselves open ~ = ~に対して反対の立場をはっきり示す

on edge = いらいらさせる

Chinese President Xi Jinping is traveling to Rome in late March to officially welcome Italy into his ambitious Belt and Road Initiative, a Chinese-backed plan to unite East and West with railways, ports, tunnels and other infrastructure projects into undisputed geopolitical power abroad.

 中国の首席、習近平は先月後半にローマを旅行した。これは、正式に彼の肝いりである一路一帯へのイタリアの参加を歓迎するものだ。一路一帯とは、中国がバックアップしている東と西を、鉄道、港、トンネル、そしてその他のインフラ計画で統一させて、国内の中国経済の強みを、地球全土に拡大して、地政学てきな権力に生まれ変わらせようとするものだ。

ambitious = 野心のある、待望の、熱望する

unite (somebody) with (something) = 誰かを何かでまとめる、統一する

undisputed = 誰からも異論のない

geopolitical = 国家の本質は民族と国土にあり、国家にとって、チリと政治が密接な関係にあるとする学問体系。

地政学という学問は、20世紀初めに成立した、国家学の一種で、兵学的、戦争学的な側面で、地理と、政治を有機的に結びつけて考える学問。

私たち日本人には、大きく欠けている考え方で、この考え方の欠如が、ある意味、国家の存在の根底にある民族との交渉において、理解できない部分が多い、という事態を引き起こしています。

今回取り上げた、タイムの記事は、この地政学的な主張をわかりやすくまとめている点で、読みやすいのではないかと思います。

 

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