英検2次試験を受験される方へ

明日、2月23日は、英検2次試験の一日目です。

ご存じの通り、昨年から、英検では、1次試験のあとの2次試験を2回実施することになりました。

これは、1次試験で合格した方を2つのグループにわけ、それぞれのグループの方が、23日と3月1日に

それぞれ受験する、というものです。

いよいよ明日に近づいた英検2次試験の受験者の皆様に、あと一日、ギリギリのところで準備できるコツを

お知らせしたいと思います。

それは、まず、

1、過去問題に沿った形で新しい問題は出題される。

準1級から3級まで、どの級でもいえることですが、今までの各回の試験を振り返ってみると、明日の試験の

ヒント、出題の癖と思われる内容が出ていることが分かります。

たとえば、準2級で考えてみると、試験問題の上半分を占めるパッセージ(文)、そしてふたつのイラス

ト。

パッセージでは、最近の様々な情報が簡単にまとめられています。この朗読する教材であるパッセージに

おいて、文中にby this way,  と書かれた部分があります。

実は、このパッセージに関しての質問が、音読の後、出題されますが、この質問は、いまのby this way の

前の部分が答えになることが多いようです。

Many schools have special lessons for students who want to know about their schools, by this way

these schools try to gain more popularity among students.

(多くの学校は、自分たちの学校についてもっと知りたいと考える生徒たちのために特別講座を開きます。

そうすることで、学生間の知名度を上げたいと考えています)

これに対して質問は、

How many schools try to gain more popularity among students?

だったりします。

そして解答は、by this way の前の部分、

They have special lessons for students who want to know about their schools.

あるいは、By having special lessons for students who want to know about their schools.

と答えれば、合格点が取れるわけです。

二つ目はイラストに関する問題です。

5人の人たちが描かれて、それぞれ何をしているのかを言う問題です。

これも、よく出るものとして、

植物に水をやっている。The girl is watering the flowers.

バッグから本を取り出す。The boy is taking a book out of his bag.

ジャケットを着ようとしている。The man is putting his jacket on.

カートを押している。The man is pushing a cart.

といった表現が、ほぼ毎回出ています。

大切なのは、1回分だけで練習をやめてしまうのではなく、1回の面接試験でも時間帯によって3枚、カード

があるわけですから、すくなくとも過去問題集についている2枚は予習することをお薦めします。

これだけでも、どういっていいかわからない表現に遭遇する可能性はぐんと減ります。

最後のBのイラストも同じです。

これは、朝、寝過ごしてしまって、バスに乗り遅れる少年のイラストなどが出題されます。

描かれている状況を説明しなさい。

ということなので、原因と結果(予想されるもの)を説明する必要があります。

The boy woke up late. だけでは原因のみ。

He will be late for the bus.  または The boy will miss the bus. では、結果だけ。

両方そろって初めて答えとして5点の取れる答え方だと言えます。

さらにそのあと2問、現在のトレンドについての問題と、パッセージの関連問題とが出されます。

これも過去問題を見ておくと、どう答えればよいのかが、よくわかります。

こんな感じで、今日、眠る前にぜひ、過去問題を一度ゆっくり見直してください。

明日、「役に立った!」と感じることがきっとあります。

皆さんの健闘を祈ります。

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