英検1級を目指す④
では1級ではどうか。
最近出てきたものはこうした話でした。
フエルミの逆説。
フェルミというのは、ある科学的な数値の単位です。
地球の属する太陽系、そして太陽系の属する銀河系。
この時間、空間共に巨大な星の集団の中に、果たして知的生命体は存在するのか。
いろんな要素から考えると、知的生命体が存在している可能性は結構高い。
であるのに、私たちは、その痕跡さえ見つけてはいません。
知的生命体がいれば、ある程度の時間がたてば、人類がそうであったように、文明を築き始める。
したがって、この文明レベルを、3つに分けた人がいます。
第1レベルの文明では、自分の属する「太陽系」の中心になる恒星のエネルギーを活用するレベル。
第2レベルは、その「系」全体のエネルギーをコントロールするレベル。
さらに第3レベルは、「太陽系」ではなく「銀河系」全体のエネルギーを扱うレベル。
もし、こうした文明が存在するなら、なぜ我々の文明との交渉をしようとしないのか。
・・
こうしたお話です。
想像がつくと思いますが、かなり英文が難しい。
そして、語られている内容をつかむのもかなりしんどい。
でも、同じ英文を繰り返し読むことで、この難しさは、「理解する」という快感にとって代わられてきます。
ぜひ、この快感を共有したいと思います。