英検2次対策(準1級)

準1級の2次試験で渡されるカードは、3-2級までのものと大きな違いがあります。
英文パッセージがなく、イラスト(4コマ)だけである、ということです。

準1級の試験会場に入ると、カードが渡され、1分間の準備時間が与えられます。
そのあと、イラストに描かれている状況を英語で2分間説明します。

公園のそばに住んでいる女性が、いつもサッカーをやっている少年たちに窓ガラスなど割られたりして迷惑している。
そこでそれを管理している人たちに訴える。
子供たちはサッカーする場所がなく、街中であそんでいる。
車が通りかかり、ひかれそうになり、女性もそれを見て困り顔をしている。

練習の方法としては、一コマに30秒かけることができるので、まず自分が30秒でどれだけ話すことができるかを知ることです。
3行くらいなら、一コマの内容を3行で、5行なら5文で説明できるように練習します。
このとき、小さなことにこだわりすぎて、説明を詳しくしすぎないことが大切です。

経験からすると、おなじ問題を何度もやってみることが重要です。
くりかえすことで、2分間がどのくらいの長さかの感覚が身に付きます。
実際の試験では、2分で4つ目のイラストにたどり着かなくてはなりません。

説明が終わると質疑応答です。

最初の質問は、「4番目のイラストを見てください。あなたが・・ならどう思いますか」といった問題ですから、I’d be thinking…で答えればよいでしょう。
続いて、話題にまつわる現在の状況とか、現状に対して学校(親、職場)は・・すべきか、という質問が出ます。
いずれも、Yes, Noをはっきりと答えて、その理由を短くまとめて答えることが大切です。
黙っているだけでは、残念ながら時間切れで合格にはなりません。

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