すでにご案内させていただいておりますが、「英検タイムズ」の「英検対策講座1級」の執筆をさせていただいております。
今回、4月16日に講座としては二つ目の内容になる、「大問2 長文問題」がアップされました。
英検で、合否を決定する最も重要な部分は、長文だと思います。
限られた時間で、正確に意味を理解して、問題に解答するのは、なかなか大変です。
今日は、この更新をきっかけに、長文の勉強法をおさらいしておきたいと思います。
文法で、一番重要なのは文型がきちんととることができることでしょう。
仮定法や受動態という項目であれば、100の英文があっても該当するのは数行にすぎません。極論をいえば、仮定法があいまいであっても、それ以外の項目をきちんと理解しているのであれば、文意はほとんどわかります。
これに対して、文型は、100文あれば100すべてにかかわる重要な項目です。
文型が理解できる、ということは、英文の構造をつかむことができる、ということですから、ある文が何を言おうとしているのか、的確にわかります。
英文解釈で悩んでいる人の大部分は、一つ一つの単語を重視しすぎてしまって、どの言葉が主語(中心になる言葉)で、どれが動詞になっているのかを読み取れなくなってしまうことがおおいのです。
もう一度、基本的なテキストを引っ張り出して、英語の文を一つ一つ厳密に意味を考え直していくことで問題は解決することが多いと思われます。