即席スピーチのヒント③
いままで、インターネットでの、あるいはウェブサイト上の「新聞」を名乗る媒体について、述べてきました。
「新聞」とはいいますが、新しいニュースがでてくるまで、更新しないことも可能だし、書きたいニュース、追跡したい情報があれば、どんどん書いて構わない、というのがこの方式のメリットでしょう。
逆に、人気がなくなれば、いつの間にやら消えてしまうかもしれません。
あるいは、資金が続けば、読者数にかかわりなく、続けていくこともできるでしょう。
検索エンジンの上位に上がってこれるかどうかが生命線になる。
そんな場合、インターネット新聞と、ウェブサイトマガジンとはどこが違ってくるのでしょう?
しかも、インターネット新聞の場合、フェイクニュースを上げることも簡単にできます。
地震の時によくみられた、「動物園のライオンが逃げ出した」とか「クマが街の中をさまよう」といったものは、そうした例です。
いままで、「新聞」という名前にはそれなりの信頼性、権威というものがありました。
ところが、こうなってしまうと、信頼性もなくなるし、権威などは、どっかに行ってしまいます。
「新聞」が、信頼できるニュースの集合体である、という定義をつければ、フェイクニューズは、おのずと「新聞」のネタではない、ということになりますね。