英語の勉強に取り組むとき、気分が乗らないことはよくありませんか。
そんなときにわたしは、これから勉強する教材を音読することにしています。
音読することで、自分自身の気持ちが「英語をやるぞ」という感じになってきます。
同時に、音読である程度教材に集中することができ、自分の意識を高めることができます。
実は、このような発言をしている人は多くて、音読を勧めている先生方は、みなさん、勉強の前に読む、とおっしゃっています。
体育競技なら、身体を温めないで競技をすることは考えられません。
剣道なら素振り。
演劇なら発声。
英語なら音読。
そういっていいと思います。
だまされたと思って、これからやることになっている教材を音読してみましょう。
すくなくとも、文字を見ないで音読することはできませんから、当然、教材をじっくり読むことになります。
同時に、意味が分からなくては、ちゃんとした読み方はできません。
文の構造や、論理の流れを考えて読むことになります。
さらに、発言者の気持ちも大切です。
こう考えているうちに、その教材の内容について、じっくりと考えながら声を出す習慣がついてきます。