論理的思考は、ふたつの側面から見ることができます。
ひとつは、素朴な疑問からスタートして、一歩一歩問題を解決していく段階的な思考。もうひとつがここで取り上げているフォーマットに基づく考え方です。
公式にあてはめることで、順序良く考える習慣を身に付けていくのです。
(1),(2)で述べてきましたが、公式は、パラグラフのレベルでも利用できます。
一つのパラグラフ(段落)は次のように構成されます。
1.パラグラフ自体のテーマの提示。
2.その重要性。
3.具体的な例。
具体例を見てみましょう。
Let’s discuss the usefulness of examinations. Tests are a good measure for teachers to evaluate students’ understanding. For instance, without examination, instructors can hardly realize how far their students see what they have explained.
という文であれば、上の図式の通りの構造です。
少なくともパラグラフを書く場合に、このような形式に従って書いていく方法をとれば、なんどか論理的な文章を物することができそうです。