竹内一郎さん、ペンネームを「さいふうめい」という方がいます。
非言語コミュニケーションの専門家であって、またペンネームで「哲也 雀聖と呼ばれた男」というコミックの原作者でもあります。
この方の書かれた『「見た目」で選ばれる人』という本を最近読みました。
専門の「非言語コミュニケーション」について分かりやすく書かれてある著書なのですが、その中にとってもおもしろい項目がありました。
一目惚れについてです。
アメリカで、1500人の人に、一目惚れについて電話でインタビューした調査があるそうです。
ここでの「一目惚れ」とは、出会ってから1時間以内に恋愛感情を持った場合のことと定義されています。
6割の人が「一目惚れはある」と答え、さらにその6割が自分も経験しているそうです。
さらに一目ぼれの結果、結婚した場合はどうなるか。
アメリカの調査結果によると、一目ぼれの相手と結婚したケースは55パーセントある、とのこと。
そして、その場合、離婚率はかなり低いようです。
アメリカでは離婚率はかなり高く、50パーセント以上というお国柄。
ところが一目惚れをした相手と結婚した男性の離婚率は2割、女性は1割以下だそうです。
というわけで、竹内先生がこの調査から引き出した結論は、一目ぼれ夫婦の結びつきは鉄より硬いのだ、ということのようです。