1次試験が終わった後、英検協会の解答をチェックします。
1級の合格点は、77,78,79,81といった点数がよくあります。
エッセイの配点が28点ですから、それ以外の選択肢問題で60点を獲得すれば、合格可能性はかなり高いと言えます。
ところが、多くの受験者の方は、つい今回もだめだろう、と考えがちです。
1級を受ける方たちは、たいていの場合、何回も受験を繰り返しています。
受験歴10回、というのは驚く数字ではありません。
エブリで以前、教鞭をとっていただいた方も、その前は生徒さんとして1級クラスに参加していただいていました。
あと1点、となったときには、エブリの生徒さんがみなさん、応援してくださいました。
でも、結果は、残念ながら不合格。
その次の回でも、あと1点。
またしても不合格。
さらに3回目。これまた不合格。
彼女の偉かったところは、あきらめなかったことです。
4回目で、さすがに心が折れそうになっていましたけれども、さらに挑戦を続けました。
5回目で、ついに1次試験合格を手にしました。
この時も、「あと1点」の悪夢がちらついたそうです。
でも、1次試験終了後、すぐに2次対策に入りました。
そして、ひと月後には、いままでの不合格が嘘のように、あっさりと2次に合格して、晴れて1級合格者の仲間入りを果たしました。
負けないこと。自分の中に潜んでいる弱気に負けずに努力を続けましょう。