新型コロナウイルス・ワクチン戦争

最近は、最大の話題と言えば、新型コロナウイルスでしょう。

最新号のタイムでも、このウイルスについての記事を載せています。今週の特集は、このウイルスですが、

1ページを使って、ウイルス開発の現状をまとめた記事を読んでみました。

The Race for a Vaccine against this virus, and the ones coming after

「このウイルスに対するワクチンを求める競争、そして、その後に来るさらなる競争」

When Chinese researchers publicly posted the genetic sequence of the new coronavirus, scientists got busy.  Nearly a dozen pharmaceutical companies launched programs to develop drugs or vaccines against the new virus, 2019-nCov.    Both are needed, but vaccines are preferable to drugs, since immunizing people against infections is the best way to prevent spread of the disease and protect entire populations.

「中国の研究者たちが新型コロナウイルスの遺伝子配列を公表したことで、科学者たちは忙しくなった。約12の製薬会社が、新しいウイルス(2019-nCoV)に対応できる薬品やワクチンの開発プログラムをスタートした。薬品もワクチンも必要だが、ワクチンの方がより望ましい、というのは、感染に対する人の免疫をすすめることが、この病気の広がりを食い止めて、多くの人々を守るのには最適の方法だからだ。」

こうした書きだしで、タイムは、ワクチン製造競争について述べています。

アメリカ、マサチューセッツに本部を置く、モデナ・セラピクスという予防科学の専門研究所が、署員に対して、3か月以内にワクチンを製造するよう、指示を出し、それに応えるべく、科学者たちは、必死になっているという内容が続きます。。

この記事では、モデナ・セラピクス以外の機関の研究ぶりは特に描写されておらず、ここでのレース、というのは、どちらかというと、この研究所の人たちの研究方法についてフォローしていきます。

Researchers at Moderna, rather than growing and using the coronavirus itself,  are packing their vaccine with mRNA-the genetic material that comes from DNA and makes proteins.  Moderna’s idea is to load its conoravirus vaccine with mRNA that codes for cononavirus proteins that NIH scientists have identified as most likely to trigger alarms for the human immune system.

「モデナ研究所の研究員たちは、(通常の)コロナウイルスそのものを栽培し利用するのではなく、ワクチンに、(コロナウイルスの)遺伝子から抽出したたんぱく質を作り出すmRNAを追加しようとしている。モデナの考え方は、mRNAには、コロナウイルスのたんぱく質の情報があるので、NIH(アメリカ国立医療研究所)の学者たちは、このたんぱく質が、人間の免疫に警告を出す可能性が最も高い、としている。

つまり、ワクチンに、人間の免疫システムを起動させるたんぱく質を搭載してやろう、と考えているらしいのです。

もしこのワクチンが成功すれば、今後も、同じようなコロナウイルスが、新型を発現させたとしても、地球規模の大流行になる前に、地方レベルの感染で押さえられる、として、次のようにこの記事を終えています。

Once the scientists know the generic makeup of a virus, they can quickly pick out the specific proteins to put into a vaccine.  (中略)  And with newly emerging viruses, that could mean the difference between a local outbreak and a global pandemic.

 

英語を学ぶ、大きな意義の1つは、このような、「現代の流れ」を知ることだ、と考えます。

エブリ・イングリッシュ・サービスでは、こうした「現代の流れ」を受け止めることのできる、英語力を身につけていただくために、音読、精読、作文に力点を置いて、指導を行っています。

また、英検を中心にコースをご用意しているのも、英検が、現在、こうしたニーズにもっとも答えている試験だと考えているからです。

現在、エブリ・イングリッシュ・サービスでは、英検1級、準1級、2級をはじめとする試験対策コース、また、中学生、高校生の方たちの必要にお答えしたプライベート指導を行っています。

また最も力を入れているのが、英作文指導です。ビジネス、入試、各種試験にご活用いただけます。

特に2月23日および3月1日にせまっている英検2次対策のレッスンを、入会金不要の特別価格で実施しています。

英検2次試験を受験される方はもちろん、エブリのレッスンにご興味のある方は、いつでもお問い合わせください。

お電話(052-934-1030)、メールでお問い合わせいただければ、翌日までにご返事させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントは受け付けていません。