今回の英検準1級では、おかげさまで都合3名の合格者を出すことができました。
最後のお一人は、高校2年生で、大学入試を目標にされていらっしゃる方です。
この方は、毎回、休むことなくレッスンに出てくださった方で、特に英作文や、単語の暗記に熱心に取り組まれていらっしゃる方です。
まだ、この先、英検1級を目標に毎回、熱心に参加していただいています。
エブリでは、毎回、英文音読をしています。
講談社の出している、「英会話・ぜったい・音読」という、何となくやさしめの音読教材があるのですが、これを、毎回、音読して、完全に暗唱できるまで、繰り返します。
私たちは、案外、音読を軽く見てしまいますが、実際には、暗記して、思い出してすらすらと言えるくらいに努力すると、見違えるように英語力がつきます。
高校三年生や、大学受験生の方たちが、実際に英検などを受けようとしたときに、案外、自分が音読は苦手であることを発見したりします。
これは、やはり、繰り返しと、膨大な暗唱が不足しているせいです。
少なくとも、暗記した英文は間違えませんから、英作文などを書くときに、恐ろしいほどの味方になってくれます。
英検では、1次の自由英作文や、サマリー、さらに2次試験の面接などで、英語を書いたり離さな暮はならないことが、意外に多くあります。
英語の表現自体は思いつくことができても、それが、物語や、自分の書いている英語の状況にぴったりなのか、これは、すっきりと解決しないものです。
こんな時に、すっと英語を書けたり、話せたりすることは、案外、心の落ち着きにつながるものです。
さらに、彼の場合、今まで英検の作文などを、かなり練習してきたこともあり、たとえば、先ごろ話題になった、話しなどでも、英語がいかせたようです。
準1級の面接問題にも出題された、ある女性村長の話。
この話の中で、主人公の村長さんは、街からの来訪者の数が減ってしまったことにやきもきしています。
村でまとまって話し合いをしても、なかなか良いアイディアを出してくれる人がいません。
困惑しているときに、ふと、眺めたテレビ番組では、キャンプ場を作って成功した、別のある村の経験者の話が報道されていました。
これはいい考えだ、と思った村長さんは、村のスタッフに通達して、早速キャンプ場にチャレンジ!
そして、うまい具合に成功します。
いままで、余り来てくれなかった、近くの村の人たちや、最寄りの学校の生徒がちがキャンプ場にやってきます。
これはありがたい、と喜んでいると、翌日、テレビで放送されたのは、彼女の村のキャンプ場に、クマが出た、という話。
これでは、どうしていいのかわかりません。
ちょうど、北海道のマタギの人たちが、クマを追い出すために銃を撃ったら、予想しない方向に飛んでしまい、建物の窓を割ってしまった、そこで、マタギの人たちに、銃の使用を禁止する、というとんでもない命令をしてしまう、という事件がありました。
でも、マタギの人たちは、命がけでやっています。
おもちゃのプーさんではないのですから、一つ間違えば、クマは人を傷つけたり、殺してしまうことだってあります。
それでも、クマにひどいことをするな、という投書やメールが届いて、村役場は大変!
まあ、こういう状況ですから、何をより大切に扱うべきか、当然の結論は見えていると思うのですが、直接自分に関係ないと思っている人たちが、クマをかわいがれ、というような投書をいっぱい送ってくるようなのですね。
結局、北海道では、マタギの人たちの銃使用許可をふたたび与えたのですが、何より大切なのは、人命でしょう。
そういうお話が、英検にも出てくるというのは、なかなかタイムリーでいいと思いましたね。
まあ、こういうことについて、実際に試験で話し合ったという受験生の方は大変だったと思いますが。
そういうわけで、彼は立派に準1級に合格いたしました。
めでたし、めでたし。
というわけで、準1級をはじめとする各種英検で、1級、2級、準2級、3級など、どのレベルにも対応します。
もし、英検や、大学受験でお悩みなら、ぜひ一度エブリ・イングリッシュ・サービスまでご連絡ください。
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