1級2次対策③
二つ目には、ミスをしない。
安全策を取ってください。
面接で何より大切なのは、試験官が「あれ?」と思うミスをしないこと。
英作文でもいえることですが、「英語らしさ」以上に重んじられていることは、間違っていないこと。
基本的には、辞典をひいたら違っていました、というミスはまずい、ということです。
文法であれば、特に時制。
話が過去形で進んでいるのに、突然現在形が出てきたり、流れから言ったら、過去形の主流の話よりもっと前の事件が、そのまま淡々と過去形のままだったり。
もちろん、聞き手である審査員は、少し聞いていれば、流れがおかしくなっていることに気づきます。
会話の場合は、できるだけ直接話法を使って、時制にあまり神経を使わなくてよいようにする。
特に、短いお話を覚えておいて、それを説明する練習をしておくと、そんなに困りません。
結構間違えるのが、Don’t you ~? といったような否定疑問文。
意識的にこのような聞き方をされることはまずない、と言ってよいですが、たまたま聞かれたときにだたしく答えられないと、確実に点数に影響することは事実です。
発音も要注意。
1級レベルの方は、基本的な単語の発音ミス、というのはほとんどありません。
ただ、昔から習慣になってしまっている発音が要注意。
困ったことに、1級を受験するくらいの方は、職場などでも「英語はできる」というイメージが強い場合が多いので、他の方たちが、受験生の方の英語を聞いて「アレ?」と思っても訂正してもらえることはまず、ありません。
英検問題集に出てくる、さまざまなトピックについて、自分なりにスピーチを作ってみて、その時に少しでも不安を感じたら、辞典などでチェックしてみてください。