準1級2次対策③
一枚のイラストに30秒をかける。
これはどういうことか。
ぱっと見て、気付いたところを説明するだけでは足らないということです。
主人公は何をしようとしているのか。
どういう風にしようとしているのか。
話の流れにあっていれば、イラスト1つに対して、3行‐4行くらいは説明したいところです。
模範例を、音読してみましょう。
読むのに何分かかりましたか。
おそらく2分かかっていないでしょう。
それはそうです。
これは、考えながら話すものなので、解答例は、あくまで、考えて話したら、このくらいの量で2分かかることを想定されているものです。
それでは、すくなくとも解答例で示されている内容を落とさないように全部、自分の表現でしゃべってみましょう。
こうすると、かなり、やらなくてはならない課題が見えてくるはずです。
まず、日常的な表現で、言えないものがないか、考えてみましょう。
これは、過去問題のイラストを見て、自分で説明してみればすぐわかります。
それから、時間を計ってみて、もう一度、自分の表現で説明してみましょう。
2分をちょっとはみ出すくらい、2分が終わるころには、4つ目のイラストに入ったぐらい、というのが理想です。
というのは、後の問題を調べてみればわかりますが、問題の1問目は、4番目のイラストで、自分の考えがうまくいかないことを知って、主人公はどう思うか、という質問だからです。
もちろん、時間に余裕があれば、そこまで説明でカバーしてもかまいません。
尋ねられたら、質問に答えればよいだけですから。