自分を追い込むことです。
1週間後に、TOEFLのiBTを受験する方がいらっしゃいました。
この方に対してさせていただいたアドバイスを書いておきます。
やらなくてはならないことは山ほどあるのですが、その中から、それぞれ一つに絞り込みます。
たとえば、スピーキング。
TOEFLの場合は、テーマによるスピーキングが多いのです。
いままでに読んできたリーディングの教材を使います。
どれでもいいので、一つ読んで、すぐにその要約を、1行か2行の文にまとめます。
読んだ教材が、何らかの意見を書いたものであるなら、賛成意見をひとつ。
つぎに反対意見を一つ。
どちらが気に入ったほうを使って、もう少し長めのスピーチにします。
リスニング。
教材のうち、自分にとって、速くて聞き取りにくいものを選びます。
くりかえし、聞きます。
そうしているうちに、前に比べて少し、わかってきたな、と思えるときがきます。
そこで、ディクテーション。聞き取った分を書いていきます。
もちろん、空いているところだらけですから、それを使って、さらに何度か聞きます。
最終的には、トランスクリプション(リスニングの問題の原稿です)を見ます。
ここで理解できたら、また見ないでくりかえし聞きます。
この場合には、言っていることは分かっているのですから、かなり楽になります。
ライティングについては、高校の教科書などの文を音読して暗誦するように心がけましょう。
似たようなテーマが出れば、こっちの勝ちです。
いつも時間を計って、ちょっと無理かな、という時間制限をかけていくと、伸びます。
「こういう状態を表すにはどういえばいいのかな」と思っていると、その表現を見つけたときに、スッと頭に入ってきます。