英文を具体的に書く
具体的に書くためには、例をあげるとよいです。
わたしたちは、英文を書く場合に、具体例を書くことが苦手です。
行動や、考えを一歩一歩、段階的に説明することが難しいからです。
簡単な例は「学校へ行く」。
I go to school.とはだれでも書けますが、それでは、どうやって?と言われると、困ってしまいます。
I go downstairs, sit at a table, eat breakfast, and wash my face. Then I check my uniform.
I go out of my house.
When I went out, I just look around in order to see there is no car around me.
In front of my house, I see a zebra zone. I raise my hand and walk across the street.
なかなか大変ですよね。
ひとつひとつの行動、動きを丁寧に説明しようとすると、表現できないものがあります。
旺文社から出されている「英語標準問題精講」というシリーズがあります。
その著者の原仙作先生は、登下校の際に、和英辞典を片手に、見るもの見るものをどう表現したらいいのか、チェックしていたそうです。
この「標準問題精講」シリーズも、いまでは、原先生のものを何度も改訂して、より使いやすいものになっていますが、わたしが使っていたころには、原先生もご存命でした。
今のお話は、ある教育雑誌に原先生がかかれていたものです。
こうした努力が、すばらしい英文を書く能力を育ててくれるのですね。