ここでは、今までに英検1級に出された単語やイディオムを少しずつ見ていきます。
Oxford の「現代英英辞典」、アルク社の「キクタン英検1級」、そのほかインターネットなどで調べたり、以前から自分の持っている単語のイメージなどを参考に書いています。
cynical = believing that people only love themselves and not caring something might hurt others. シニカルといえば、皮肉っぽい感じですね。His novel displays a cynical analysis of American society. (彼の小説は、アメリカ社会を皮肉に分析している)distrusting or disparaging the motives of others. distrusting or disparaging the motives of others. この単語は多分、大学受験くらいのレベルかもしれません。
attire = to dress, allay, or adorn, especially for special occasions, ceremonials, etc. まず動詞としての働きがあり、特別な行事や式典のためにきちんとした身なりをすること、とあり、さらに名詞としてはclothes or apparel, especially rich or splendid garments こんな具合で、かなり良い服装ですね。英検の問題ではbusiness attire という形で出されていました。インターネットで調べると、tuxedo といった感じらしいですね。
affront 侮辱。(=insult, offense, indignity)侮辱する。(=insult, offend, mortify) 例文ではThe politician’s comments were an affront to women.
(その政治家のコメントは、女性に対する侮辱だった) front という言葉があるので、なんとなく二人の人物がお互いに向かい合っているさまが頭に浮かびます。怒鳴りあっているようなところを想像すると、イメージにピッタリかもしれません。
contraband 密輸、密売品、輸出入禁止品。以前、人間相手の犯罪捜査技術を象牙の密輸に応用するという話があって、その時もこの単語が登場しました。goods that are illegally taken into or out of a country という意味です。
vigil = a period of time when people stay awake, especially at night, in order to watch a sick person, say prayers, protest, etc. だそうです。つまり、病気の人のために看病したり、お祈りするためにずっと起きていることです。
His parents kept a round-the-clock vigil at his bedside. (彼の両親は、彼の枕もとで24時間ずっと起きていた) He was tired out by several nights of vigil.(彼は何日か徹夜したので疲れ果てていた)