2008年はじめに放送されたテレビドラマ「鹿男あをによし。」
今をときめく玉木宏さん、綾瀬はるかさん、多部未華子さんといった豪華キャスト。
原作は「プリンセス・トヨトミ」の万城目学さん。
この音楽がたまらない。
このところ、ほとんど毎日、聞いています。
わたし自身は、あまり音楽心、というものがありません。
今までの人生で、レコード、CDといったものを購入したことはほとんどなかったのです。
ところが、この鹿男だけは別物です。
話は、ファンタジーで、東京の大学で研究者として勤務していた「おれ」は、いくつか失敗を重ねてしまい、その結果、奈良で女子高の講師をすることになります。
初日から遅刻してきた生徒と、あまり良くない関係に悩むことになります。
そんなある日、奈良公園で、鹿に話しかけられます。
「先生は、選ばれた」
何に選ばれたかというと、鹿、狐、鼠が、それぞれ奈良、京都、大阪で鯰のしっぽを押さえている。
それがために、日本は安泰なのだが、60年に一回、その押さえが緩んでくるので、ねじを締め直さなくてはならない。
その作業は、狐の持っている「目」というお宝を、鹿の運び番(つまり、おれ)が受け取って、鹿に渡すことで成立する。
ところが、実際に京都に出かけるも、だれからも「目」はわたされない。
そこで、たいへんなことになってしまう・・というストーリィ。
放送当時、途中から見て鹿の素晴らしさに脱帽、DVDを購入してくりかえし見ています。が、話も面白いのですが、BGMが最高で、いくら聞いても飽きることがありません。「指揮男あをによし」というYou Tube もあります。