このタイトルを見て、何の話だろうと思ってもらえれば、作者の勝利。
森見登美彦さんの小説のタイトルですが、そう考えると、さまざまな内容が連想できますね。
これが、作文や、スピーチ作りのコツだといえます。
よく、タイトルで中身の分かってしまうスピーチがあります。
たとえば、「本当の美しさとは」。
これで美容整形の話が出てきたら、まずもって、手を加えない、美しさについて述べているのだと思っていいでしょう。
スピーチの大きなポイントはタイトルにあります。
インパクトのある、それでいて「何を話すのかな」というタイトルがあれば、聞いている人も楽しみにしながら耳を傾けることができます。
意外性、サスペンスが、お話を盛り上げるのはどのような場合でもいえることで、そうしたサービス精神にあふれたスピーチをすることが、自分の英語力や、コミュニケーション能力を高めることにもつながります。
もちろん、テーマは「いじめ」とか「体罰」で構わないのですが、それをどういう切り口で話そうとしているのか、それによってタイトルのつけ方も大きく変わってきます。
思いついたものをもう一ひねりすることで、意外な化学変化が起こってくることもありますね。
もうすぐ2次試験。
みなさんの健闘を祈っております。