TIME誌4月9日号の記事から。
第1段落。2005年のある秋の日、家族にあって休日を過ごすために、サマはバスのチケットをいつもの旅行斡旋会社に頼んだけれども、うまくとれなかった。しょうがなく、彼は町中歩き回って5つの旅行会社を訪ねたけれどもうまくいかず、結局一人で休みを過ごす羽目になってしまった。
第2段落。“The bus operators, travel agents and customers were all losing out because information wasn’t available to everybody,” he says. So he enlisted his college roommates turned engineers to create a centralized online bus-booking system.(「バスの運行業者も旅行者もお客もみんな不利益をこうむっていたんだ。情報がだれのところにもちゃんと行っていなかった」と彼は言う。そこで大学時代のルームメートで現在は技術者である人たちの力を借りて、バスのチケット予約の中央管理システムを作り上げた)
第3段落。In India, where rapid growth and urbanization have saddled megacities with smog and congestion, a better bus system is as good for the environment as it is for travelers. (インドでは、すばやい成長と都市化のおかげで巨大都市にはスモッグと人口密集の問題が生じており、改善されたバス管理システムは旅行者にとっても、環境にとってもよいものだ)
“The idea of everyone owning their own vehicle is an illusion because of space constraints.”(誰もが車を持つのは幻想だ。つまりそれだけの場所の余裕がないから)
第5段落。Online ticketing could help boost investment in higher-end, greener bus fleets, says Redbus investor Parag Dhol of Inventus Capital, who estimates India’s bus markets is growing 25% per year.
(「オンラインによるチケット販売はより高度な、環境にやさしいバス組織への投資を増加させるだろう」とRedbusの投資家であるInventus Capital のパラグホールは語っている。これはインドのバスのマーケットは毎年25%の上昇を見せるだろうと計算している)
ちょっとしたきっかけから自国のバス・システムを大きく変えることになったお話。英検タイムズはこちらhttp://www.eiken.or.jp/prepare/grade_1/koza/20120401.html