iPS細胞の治療への応用②
ジャパンタイムズの記事です。
The research team said one of the patients taking part in the study will be selected from those being treated at Kyoto University Hospital.
「研究チームによると、研究に参加する患者のうち1名は、京都大学病院で治療を受けている人から選ばれた、とのことである」
The researchers are aiming to develop the method as a new treatment covered by national health insurance.
「研究者たちは、この方法が、国民保険によってカバーされるようにすることを目標にしている」
たしかに、国民保険でこの治療が賄われるなら、ありがたい事です。
While some experts call for careful application due to concerns that iPS cells could turn into malignant tumors, Takahashi said at a news conference the trial could provide patients with a “promising choice of treatment.”
due to = ~のために
concern = 不安
turn into = ~に変化する
malignant tumor = 悪性腫瘍
「一方で、専門家の中には、こうした治療は慎重に行われなくてはならない、という人たちもいる。これは、iPS細胞が、悪性腫瘍になる不安があるからだ、と高橋医師は、記者会見で語った。
この試みは、患者に、いくつかの治療の可能性を与える事ができるようになるだろう、と」
確かに、新しい試みをすることには、予想を超えた危険が伴う場合があります。
ただ、同時に、やらなくてはわからない部分もあり、成功すれば、治療において、大きな躍進が期待できることも事実です。