積極的な子供を育てる⑤
タイムの記事です。
二つ目のヒントはこれ。
Change how you explain current events
「時事的な問題についての説明方法を変えなさい」
楽観主義は開発できる。研究者たちは、次のことを見つけた。より悲観的な見通しを持った人でさえ、自分たちがトラウマだと思っている状況を、肯定的な言葉で説明すれば、彼らのその状況に対する気持ちが、肯定的なものになる。そして、彼らのより一般化された肯定感覚が大きくなる。これは、自分の家で、すぐ試すことのできることだ。ニュースになれば悪い出来事がおきても、わたしは子供達に、それについて何かをしようとする人々すべてのことを書くように言う。私たちの悲観主義は、おおむね、わたしたちならよりよくできる、という私たちの多くが持つ期待感から生まれてくるようだ。それは、同時に肯定主義の源でもありうる。
要は、悪い出来事があっても、それに取り組んでいる人たちの取り組み方についても目を向けなさい。
誰もが悪い人ばかりではないよ、というメッセージですね。
3つ目。
ニュースを取り入れるときにはできるだけ中立的に。
どんな日でも、嫌なことは言われるし、なされる。正義は行われない。まとまった力のおかげで、私たちはその瞬間を見過ごさない。しかしこうした不安な瞬間は、要領がつかみにくいことが多い。私は世界で何が起きているのかを知りたいし、知る必要がある。しかし、こうして届けられるニュースは、情報というより恐怖を呼び起こし、子供たちを不安にさせる。子供が見ることのできない外部の出来事について私たちがいつも恐怖を感じているのを見せると、子供たちは安心感を感じられなくなる。だから私は自分がニュースについて語るのをやめた。
確かに毎日のニュースを聞いていると、暗い気持ちになることもあります。
だからと言って、そういうニュースばかりについて語っていても、みんなが暗くなってしまうだけ。
ちょっと思い切った選択かもしれませんが、ニュースを断ち切る。
あるいはそうでなくても、残念なニュースについてはあまりコメントしない、というのも、一つのあり方かもしれません。
(でも、そういうニュースこそが面白い、というのも事実なのですが)