英検1級の2019年度第2回のリスニング問題part 2 の内容を見ていきたいと思います。
英検1級のリスニング問題のpart 2 は、論理的な文章(2分程度)を聞き、その後、2問ある質問に答える形式です。
たとえば、2019年度第2回のAの問題は、
「未来の電池」というタイトルで、次のような内容です。
電気自動車などの発達で、エネルギーを保存でき、価格もやすく、聴力で寿命の長い電池が必要になってきた。
いまは、リチウムイオン電池が主流だが、その電池の必須の材料が、グラファイト。
グラファイトは、耐久性もあるし、軽く、その上融点が高いので、電池生産には適している。
ただ、純正のグラファイトは少ないので、その代用品が求められている。
研究者の開発したものは、キャッシュグラファイトという新種のグラファイトを使って、新しい電池を作った。
他にもさまざまな材料による電池の進化で、今後の科学燃料への依存が減ると考えられている。
それでは、表現をひろってみましょう。
the need for cheap, powerful, long-lasting batteries for energy storage is also increasing.
(エネルギー貯蔵のための、安くて協力、長持ちする必要性が高まっている)
the need for ・・・ is increasing. (・・の必要性が高まっている)
The need for development of practical English is increasing.
Currently, lithium-ion batteries are the most widely used type.
(現在、リチウムイオン電池が最も広く用いられているタイプだ)
Currently, total immersion system is the most widely used type of education.
One of these materials is graphite, which is durable, lightweight and has a high melting point, making it suitable for use in batteries.
(このような材料の一つが、グラファイトで、これは、長持ちし、軽く、そして、融点が高い。このため、電池に用いるのにはふさわしい)
One of these methods is total immersion system, which is natural, all English spoken, and often makes classes enjoyable, making it suitable for use in classroom.
Even with everyday use, the new battery could last for decades.
(たとえ毎日使っても、新しい電池は、何十年ももつ)
Even with everyday use, the new method could be suitable for decades.
ここで上げたのは、参考になりそうな英文と、それを(やや強引ですが)英語教育を論じるのに使うことができそうな表現に工夫してみたものです。
わたしたちは、英作文を苦手とする場合が多いのですが、このような形で、一工夫していただくと、
非常に興味のもてる英文を書くことができます。
こうした学習法が、最後の問題である、自由英作文に役に立つと思います。
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