この文章では、最後の回になります。
ここからはトピックが変わって、ディベートの話になります。
A special kind of public talk is the debate. In a debate, two sides of a question are argued before an audience. For example, a debate might be held on a question, “Should there be a single world government?” The debaters may be two individuals or two teams. But in any case, nearly all debaters use humor. Humor is used in debates as a weapon to ridicule the other side. If the logic of the other side is weak, humor can enlarge that weakness, and make it apparent to the audience. But most important, humor makes the speaker in debate and in every other setting seem more human, more familiar, and more warm-hearted than a speaker who deals only with facts.
1文。「特別な種類のパブリック・スピーキングがディベートだ」
2文。「ディベートでは、ある疑問に対する二つの側が、観客の前で論争する」
3文。「たとえば、ディベートは、二人の個人、ないし二つのチームで行われる」
4文。「いずれの場合でも、ほとんどすべてのディベーターが、ユーモアを使う」
5文。「ユーモアは、ディベートでは、ユーモアは、相手側をからかう道具としてディベートを用いる」
6文。「相手側の論理が弱ければ、ユーモアは、その弱さを拡大し、聞き手にもその弱さがはっきりとわかるように示す」
7文。「しかしもっと大切なことは、ユーモアのおかげで、ディベーターは、そしてそのほかのあらゆる状況においても、人は、より人間らしく、親しみやすく、暖かい人に見えるーー事実しか扱わない話し手よりも、心の温かい人物のように思われる」
ここでは、段落の最初と最後にトピックセンテンスが出てきており、これは、③の語り方といってもよいだろう。
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