英検1級を目指す③
準1級の勉強をしていて役に立つことは、「英語そのものの実力で英文を理解しなくてはならない」ということです。
なにをいっているの?
そう思われる方も多いでしょう。
2級までの長文は、「今まで聞いたことのある話」だったのではありませんか。
たとえば、日常生活のエピソード。
ある親切な夫婦が、ギターの練習場所に苦労していた若者に場所を貸してあげた。
やがて、それが有名になって、そういう若者たちがよくその場所を借りに来るようになった。
そこで、その夫婦も、お金の十分にない若者たちのために楽器を用意してあげるようになる。
さらには、類を友が読んで、大きなムーブメントになっていった。
おかげで、この夫婦の家から巣立っていたバンドのメンバーがたくさんいる。
いまでは、こうした若者たちが、自分たちの後を継ぐ青年たちに、使える場所を提供している。
こういう話。
でも準1級では、
あるホテルの改築工事をしていたら、地下から巨大なドームが出てきた。
このドームは、かなり堅牢なつくりで、かなりの数の人を収容できるようになっていた。
じつは、このドームは、第2次世界大戦当時、国家の要人が非難するための特別な場所として準備されたものだった。
もちろん、極秘扱いだった。
このため、ホテルの現在の関係者も、知らなかった。
しかし、出てきた資料から、空爆などの情報が入ったら、一刻も早く国会議員を家族とともに、運び込む予定の場所だった。
という感じの話題が登場するのです。
聞いたことがなかったでしょう?