準1級への基礎工事②

準1級への基礎工事

②英検準1級の試験は、大きく分けて、ボキャブラリー、長文、英作文、リスニング、そして2次試験の面接からできています。

ボキャブラリーは、それまでの勉強に対して、かなり負担の多いものになると言ってよいでしょう。

いままでに接してきた単語は、教科書のレッスンなどでもよく目にする、具体的なものでした。

これに対して、物の考え方に関する、やや抽象度の高い単語が出てきます。

具体的にこれはこうしたものだ、と指し示すことが難しいものですね。

こうした部分は、すこしずつ、こつこつと進めていくしかありません。

今までも何度かお話ししてきたことですが、英英辞典を通じて、より正確に、英語の意味をつかむことが大切です。

単語集を見ても、目新しい言葉が多いので、辞典を使って、例文も併せて覚えるようにすることを心掛けましょう。

この間も、エブリのレッスンを長らく受講してくださっている大学生の方と話す機会がありました。

この方は、いまアルバイトで、高校生の方を教えていらっしゃるそうですが、音読や暗誦を苦手だと考える人が多い、とおっしゃっていました。

学校でも音読の機会は数えるほどもないようです。

また、特に理系を目指す人に多いのですが、覚えるよりも、考えることによって、公式などを導き出すほうが便利、というタイプの人もいます。

ただ、英語はことばなので、わたしたち全員が、ほんの小さな幼児のころにやっていた丸暗記が有効なのです。

音読についても、また詳しく書きたいと思っています。

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