影響の心理学③

それでは、ここからは、和文を中心に読んでいきましょう。

② 先月、トラヴァグリノと、リーズ・バケット大学の心理学の助教授チャンキ・ムーンが「心理学のフロンティア」誌に論文を発表した。それは、効果がないという恥を安心感に置き換える、というものだった。彼らは、アメリカ、イタリア、韓国から約1900人の被験者を集めたーこれらの具には、集団的な文化の違いに基づいて選ばれた。アメリカは最も個人主義的、韓国は、最も集団主義的、そしてイタリアはそれらの中間として選ばれた。被験者たちは、もしコロナにかかったら、その程度恥ずかしい、もしくは罪深いと感じるか尋ねられた。彼らはまた、彼らがどれほど頻繁にソーシャル・ディスタンスのような、ガイドラインに従っているか、またもし陽性の結果が出たときに、友人、知り合い、健康保険庁に申告するかの可能性も問われた。これら3つの国では、病気に関する恥、罪の概念が最も強い人たちが、最も安全に行動したり、コロナの陽性陰性を最もしないことが分かった。

③ アメリカや、そのほかの国では、ワクチン反対の運動が長く公衆衛生にとっては脅威であり続けており、多くのワクチン支持のメッセージは、恥の概念に付きまとわれるよう操作されてきた。イギリスのメトロ紙は、「人々は、ワクチン反対は、ばかで、自己中心的と考えるか」という特集を打った。注目は浴びただろうが、とても生産的ではなかった。それは、ひとびとに、あなたがそういう方法で説得しようとしたときに、彼らは協力的にさせることは難しい」とトラヴァグィノはいう。「それは、当局に対する服従と結びついている。そして人はそういうことが嫌いなのだ」

④  新しい、TIME-Harris調査は、同じようなことを示唆している。それぞれの政府機関の数字は、人々にワクチンを疑わしいと説得するのに効果的ではない、としている。最近ワクチン接種を受けたアメリカ人成人のうちでは、32%だけが、自分たちは、地域の役人たちによるメール、電話、あるいは封書による連絡に影響を受けたと言っている。どうも、もっと効果的なのは、それは、人々の個人的な必要性と欲望には訴えかけtaけれども。調査対象になった人たちのうち大体52%は、彼らはワクチンを打った。例えば、旅行がしたいから、と答えている。私たちの周りの人々も、主流の考え方をしている。56%の人たちは、友人や家族がワクチンを打った後、自分たちも打った、と言っている。59%は、自分たちは、身近な人たちとの会話をすることで、大きな影響を受けた、と言っている。メディアは、あまり信用できないけれども、63%は、ニュースに影響を受けたと言っている。それは、すでにワクチン接種を終えた人たちのレポートである。

⑤ 確かに、最も良い調査が示しているのは、個人的な物語を通じて訴えかけることが最も価値がある、ということだ。2015年にPNASに発表された研究において、ヴォランティアの人たちが、自分たちのワクチンに対する考え方についての調査を行っている。そして、解答者を3つのグループに分けている。それぞれが以下の3点のうち一つを読むべきものとして与えられた。自閉症とワクチンとが無関係であることを示す材料、一人の母親が、自分の子供の「はしか」の発症について語っている段落、そして、無関係な科学的話題について書かれたもの。被験者たちが、ワクチンに関する調査を再び受けたとき、全員が以前よりワクチン賛成派になっていたが、母親の説明を読んだ人たちは、劇的に賛成者が増えていた。グループ内で賛成に転じた人の数は、自閉症について呼んだ人たちの5倍、コントロールグループについて読んだ人たちの6倍になっていた。

⑥1 個人的な説明が否定的な影響を及ぼすこともある。PLOS ONEに載った新しい研究は、イリノイ大学とアネンバーグ公的政策センターの研究者によるものだが、この研究では、アントニィ・ファウシ博士が「はしか」ワクチンの安全性と効果について語っているビデオクリップを見た被験者たちは、ワクチン治療全体について、やる気になった。しかし、良い結果は、彼ら場別のビデオクリップを最初に視聴した時には、その傾向は下がった。こちらは、ある母親が、ワクチンを接種した後、彼女の子供たちは、ひどい発疹を起こした状況を扱ったものだ。解決法は、論文によれば、メディアが、こうした説明を校閲することではなく、それらに先立って、現実の最小のリスクと、ワクチンの持つかなりの効率の良さについて、見せておくことだった。

⑥2 明らかに機能しないものというのは、指し示す指先であり、責任を負わせ、恥を感じさせることだ。悪いのはウイルスで、それに感染してしまった人間ではないのである。

どうしても後半になるにつれ、日本語が難しくなってしまいますが、最初の部分だけでも、少し気楽な気持ちでよんで頂ければなあ、と考えています。

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