過去においても、現在でも、私が一番生徒さんにお勧めするのは、英作文です。
今までにも触れてきたように、英作文にはメリットがいっぱいあります。
たとえば、参考書が安いこと、軽いこと、持ち歩きが便利なこと。
ノートなどに書いて勉強すれば、わずかな時間でも充実した内容が勉強できること。
暗記すれば、単語や、文型の勉強に比べて、効率が良いこと。
数え上げればきりがないほどです。
その中でも最大のメリット。
それは・・
英作文は、まさに英語を話すための決め手であることです。
よく、生徒さんは、英語が話せるようになりたい、とおっしゃいます。
でも、英文和訳や、文法例文の暗誦、といったプランでは、なかなか実際に口にする、という作業が伴いません。
英作文であれば、私たちが日々行う英作文の勉強は、すなわち、私たちが、「こういうことはどういえばいいのか」という作文そのものなのです。
ですから、今日覚えた文章は、すぐ、今日、その日から使っていくことができます。
今日、私は、英作文の勉強を3章分くらいやりました。
扱った内容は、不定詞、分詞、動名詞です。
おなじみの文法項目です。
このおなじみの文法項目の英作文の問題を見ていきましょう。
まず、不定詞。
暑くて、私たちは、今日、屋外に出られなかった。Today was too hot for us to go out of doors.
気が付くと、私は道路に倒れていた。I came to my senses to find myself lying on the street.
私の両親は、私が入学試験に合格することを強く希望しています。My parents are anxious for me to pass the entrance examination.
例えば、こうした例文なら、一度覚えてしまえば、毎日の生活でどこにでも入れられますね。
今年のような厳しい夏だと、始めの2文などは、毎日のように使えるし、受験生のひとなら、最後の「入学試験合格を望む親」ならいくらでも口にしますよね。
最近は、ほとんど毎日、英作文の課題を書いていますが、本当に、毎日使うことのできるものばかりで驚くほど。
Since this book is written in plain English, I think it is good for beginners.
(この本は優しい英語で書かれているので、初心者にとって役に立つと思う)
部屋をの祖いてみたら、誰もいなかった。I looked into the room, I found nobody.
これなどは、分詞を利用した英作文。
私はすんでのところで(あぶないところで)タクシーにひかれるところだった。
I was almost run over the taxi.
今日扱った英作をもう一つ出しておきましょう。
いやしくも読む価値のある本は、2回読む価値があります。
「いやしくも」なんで、昔ながらの表現で、どういういみ?て考えてしまう人もいるでしょう。
まあ、すくなくとも、見たいな感じかな。
だから、いまどき風に言えば、読む価値があるよ、と言われるような本は、何回か読んでも、それなりに価値があるよ。
A book worth reading at all is worth reading twice.
なんて、なかなか味がある、って思いませんか?
近いうちに英作文については、まだどんどん書きますね。