名古屋英語クラブについて

地下鉄、「新栄町」第1番出口から出て、北に3分ほど歩くと、1回にお寿司屋さんのあるビルがあります。このビルの6階、605号室に私の主催するエブリ・イングリッシュ・サービスがあります。

もともと、エブリ・イングリッシュ・サービスは、名古屋の市政資料館をお借りして、毎週、1回のペースで、レッスンをしていたものでした。

基本的には、大体英検の準1級あたりを標的にして、勉強をして行こう、という方を中心に、毎回、参加者に参加費をいただいてレッスンを行うものでした。

レッスン自体は、一般より少し高め、を標準としていました。

おかげさまで、毎回、それなりの参加者の方たちに恵まれて、なんとかスタートさせました。

3年くらいのうちに、参加される方もある程度、定まってきたので、会場を現在の新栄町に移して、現在は隔週水曜日午後にタイムという英語週刊誌の記事を読み解く、という感じで、授業を進めています。

隔週で、内容も予習が必要なレベルの物なので、例えば今週は、1月8日(水曜日)の午後1時から2時30分までのレッスンです。

今回は、まず、一つ目が、[教育]をテーマにしたものです。

これは、ライティングをアメリカの大学を中心に教えていらっしゃった大学の先生が、今年、大食を決めた、というエッセイです。

20年間にわたって、ラィティングを教えていらっしゃったようですが、最近はなかなかしんどくなってきてしまった。

その理由は、AIの言語モデルツールが広がってきたこと。

数週間前にも取り上げた内容ですが、AIモデルツールの中には、たとえば、文を書く練習を指導させたり、依頼したりすると、思いがけない内容の例文を創り出してしまったり、ニュアンスのずれた英文例を作り上げたりしてしまうことが結構よくおこるらしいのです。

実は、以前、おなじようなツールを使っていた弁護士さんが、ラフな計画案を作って、ツールに細かな説明用の文章を書かせて、お客さんに提出したそうです。

すると、お客さんからクレームが届き、実在しない具体的なトラブルの例が書かれており、、結局、この弁護士さんは、罰金まで支払う羽目になってしまったそうです。

で、この大学の先生は、AIを使って、論文を書く授業を展開しているのですが、同じような事態で、思いがけない状況に追われてしまったことがあるそうです。

それは、まず、生徒の多くが、ノンネーティブ(英語を母国語として育ってきていない人)であるために、論文で描こうとするデリケートなアイディアを、AIが、勝手にリライトして、意味の違った表現を使ったことがあったり、他にも、ふさわしくない表現の英語が、論文中に頻出したりするらしい。

また、作者本人が表わそうとしている内容が、AIのフィルターを通すと、ちがったイメージに生まれ変わってしまう、という事件。

そこで、この記事を執筆している方としては、生徒に対して、ある程度神経をとがらせて作文を書くこと、あるいは、AIに依存しすぎないこと、を指導している。

ところが、なかなか生徒さんたちは、彼の言っていることを聞いてくれない。

それどころか、むしろAIの使用頻度が高まってきつつあり、困惑してしまう。

というような、ちょっと意外な出来事が起こっていたりするのです。

これを、まず最初の週では、英文を日本語に改める作業をします。

翌週に、一旦日本語に直した英文を、逆に、こちらが英語で説明するにはどういう工夫が必要か、英語でまとめてみます。

さらに、該当記事に登場した、単語を、英語で説明した問題を作成して、解いていただく、という方法を使っています。

もし、ご興味をお持ちの方は、ぜひチャレンジしてみてください。

1月8日(水)午後1時―2時30分、参加費用は1回3000円となります。

AIの話は、ある程度、予習が必要な部分はありますが、次の記事は、日本語訳をするというもので、

なぜ、(ちょっと)上級レストランの経営が厳しくなってしまったのか。

そして、英語、日本語の内容が終わった後、次のトピックが、「デートする際の気の弱さ」という、いずれも、ある程度、日本人の方には楽しんでいただけるような話題を考えているつもりです。

もし、ご興味のある方は、052-9343-1030 !

 

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