英会話はネタです!
ある生徒さんから、ご質問がありました。
「今度、海外からのお客様と食事会があるのですが、英会話で苦労しています」
でも、ある程度は表現もマスターされ、さらに勉強も重ねていらっしゃる方なので、そのことをお話ししているうちに、何を話したらよいのか困っている、ということになりました。
お好きなものは、海外ドラマ、それも CSI とか BONES といった、犯罪を解決するドラマがお好き、ということでした。
だとすれば、最近、目を通した英文に次のようなものがありました。
日本でも、「相棒」とか「特捜9係」といった、刑事ドラマ、というか、犯罪解決ドラマがあります。
何シーズンもつづいていて、人気ぶりを裏付けています。
この事情は、海外でも同じで、CSIという「科捜研の女」のようなドラマは、2007年、08年、2010年と3回にわたり、「世界で最も視聴されているドラマ」に認定されているようです。
いまや、スピンオフのシリーズも生まれて、さまざまなCSIが、放送されていたり、DVDレンタルされているそうですが。
アメリカでは、CSI効果という現象が、法曹界では、話題になっているらしい。
別に、犯罪件数が上昇しているわけではないのです。
むしろ、視聴者が、日ごろ、見ることのできない、犯罪捜査で、科学がいかに活用されているかを知って、おもしろがっているようです。
「科捜研の女」では、主演の沢口靖子さんが扮する鑑識のメンバーが、犯人と目されていた人物が、実は冤罪であったことを、物的証拠の、科学的分析から見つけ出すというお話がよくあります。
こうしたことに影響を受けるのですね。
アメリカで、陪審員になる方の中には、CSIシリーズならかくありき、といった質問をする方がいたり、物的証拠を強く求める、という方もいらっしゃるそうなんです。
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