英検1級面接試験対策

2次試験まであとひと月を切りました。

正式な1次合格の報は、メールでも2次試験まで2週間くらい、はがきなら1週間前くらいにしか届きません。
そのため、合格の可能性があるのなら、できるだけ早めに取り組む必要があります。

1級面接については、次の3点が要注意事項としてあげられます。
論理的であること。2分間を十分に話すこと。同じことをくりかえさないこと。

問題を見てから、スピーチするまで1分間しかありません。
迷っている時間はありませんから、これと決めたらすぐにそれに専念します。
5つのうち、一つ話せるトピックがあれば、他は見ない方がよいくらいです。

論理性に関しては、ある程度パターンを踏むことでそれなりの形が整います。
あるテーマに対して、賛成(あるいは反対)という方向性を打ち出したら、次にその理由として思いつくものを述べます。

「貧困はなくすことができる」という場合、それについて思いつくものをキャッチフレーズで考えます。
資金援助。以前、英検に出た少額融資の話が思いつきます。政府が少額融資を積極的に推し進める。少し生活を改善させ、仕事を軌道に乗せる融資。
教育。これも英検で、貧民街にコンピュータを自由に使わせる実験をしたら、孤児たちは知的レベルが大きく伸びた。
国際化。インターネットの発達によって、その場にいなくても、知的な仕事を請け負って、行っていくことができる。
これらを結び付けることで、国民が貧困から脱出できる。

この時、陥りやすいのは、ついひとつひとつの説明を詳しくしすぎて、全体像を伝える前に時間切れになってしまうことです。一つのアイディアを、1-2文で伝えることで、言いたいことをすべて伝えることのできる可能性が広がります。
頑張りましょう。

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