英検準1級の長文(3)

二つ目の文法について。

文法のおさらいが必要、というと、すぐに、市販されている分厚い文法書を持ち出される方が多いのですが、そうではありません。

まず、本屋さんに出かけて、ごく薄い、高校2年生程度〔標準〕と書かれた英文法問題集を手に取ってみてください。

価格は、400円―800円程度で、ご自分のレベルから見て、ちょうど同じか、少し優しめ。

お買いになったら、近くの喫茶店でもいいし、ファミレスでもいいので、一気に数項目、解いてみてください。

このとき、別にノートを買って、とか考えなくてもよいので、そのまま答えを書き込んで行ってください。

とにかく、まず、初めから終わりまで、一通り終わってしまうこと。

これをやってみると、ご自分が「何が得意で、何がそうではないか」がはっきりわかります。

8割以上、問題なく解答できた項目は得意項目。

そうでなければ、不得意項目。

一通りやってみたら、不得意と判断された項目について、ご自宅にある(あるはず!)懐かしの英文法のその部分だけ、読んでみることです。

で、もう一度、問題をやってみる。

できるようになったな、と思えるようなら、同じレベルか、もう少し高めの問題集を同じようにcover to cover でやってみましょう。

同じように、8割できたか、を基準に測ってみます。

このような感じで、全部の項目が8割をクリアしたら、次の段階に進みます。

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