英検の2次試験がせまっています。
今日は、1級の2次対策の重要ポイントについてまとめておきます。
試験の手順を簡単に説明します。
受付を済ませて待合室で順番を待ちます。
番が近づくと試験会場の前にある椅子に腰かけて待ちます。
呼ばれたら、会場のドアをノックして、入室します。
3人、座っている方たちがいます。2人が試験官、残りの人がタイムキーパーです。
気持ちを和らげるためのあいさつ、ちょっとした会話があり、試験がスタートします。
5つのトピックの書かれた紙が渡されます。
1分間の準備時間の間に、一つ選んで、スピーチを組み立てます。
2分間スピーチをします。
スピーチに関連する質問が7分程度なされます。
試験官から終了の指示があり、退出します。
それでは、大切なポイントを見ていきましょう。
1.トピックを一度選んだら、迷わない。
5つあるので、準備してきたものが2つ以上ある場合もあります。大切なことは、迷わないこと。
準備時間が1分なので、2つのトピックを考えてよい方を、などと思うと、時間がなくなります。
一度、タイトルを決めたら、ゆるがない。たとえ、他に「いいかな?」というタイトルがあっても、捨てる。
2.主張した立場は変えない。
賛成、反対のどちらかをえらぶものの場合、立場を決めたら、基本的には変えない。
ディベート的な質問をする試験官の方もいて、逃げ場がなくなってしまう場合もあります。
こうした場合は、ある程度自分なりの説明をして、最終的にギブアップするのは構いません。
要は、相手に言われたから、と言って簡単にあきらめてしまわない。
実生活でも、自分の主張を通すため、できるだけはっきりと意見を伝えようとするはずです。
3.スピーチとエッセイのちがい
エッセイだと時間が決まっていて、試験では完成作品を提出しないと点が下がります。
スピーチは即興ですから、ある例の説明が長くなってしまって、時間が無くなることがあります。
これでだめだとは思わないでください。
試験官のなかには、持ち時間が無くても、”Please explain more.”と言ってくださる方もいます。
試験官の方に興味を持って聞いていただけるようなスピーチをすることが何よりも大切です。
→1級面接対策②につづく!