リーディングの圧巻がパート7です。
問題数、難易度ともにTOEIC全体を通して一番厳しい部分といってよいでしょう。
リーディングが総問題数100のうち、40が単発単語・文法問題、12が文中単語・文法問題であり、のこり48問がパート7であることを考えると、この部分は大きな山場です。
小手先の技術で得点をあげる方法というのはないのですが、いくつかヒントになるようなポイントはあるかもしれません。
そのうちのひとつが、問題を先に読むことです。
パート7の構成は、広告文や説明文、ニュースやメールといった出題文があり、そのあとに2-5問の選択問題がついてくる形式です。
この選択問題文を事前に読むことで、なにが記事(出題文)のテーマなのかをつかむことができる場合があります。
それだけでなく、何についての話なのか、また、読むべきポイントがわかります。
二つ目に、出題文全部を読もうとするより、必要なところを押さえるようにすることです。
見開き5分という持ち時間ですから、じっくり読んでいる時間はありません。
それに、選択問題を読んでも、出題文全体を対象にしなくてはならない場合もあります。
そうした状況を考えると、パート1や2と同様、答えのアタリがついた時点で、どんどん次の問題へと進んでいく必要があります。
欲を言えば、さらに細かな記述に着目する必要があります。注釈のような追加の説明に回答になる内容が書かれていることもよくあります。