前半のリスニング・テストが終わった後、最初に登場するのがパート5です。
これは英検などでもおなじみのパターンの問題で、35語程度の短文の空白部分を下の選択肢4つから、もっともふさわしいものを選ぶというものです。
その選択肢の中身は、異なった単語4つが出されている語彙の問題、ある単語の名詞形、動詞形、形容詞形といった関連語句のだされているもの、前置詞を選択するものなどがあります。
ボキャブラリー問題は、ある程度、単語を覚えるしか対処方法はありません。
ただ、TOEICの場合、出題される単語にある程度傾向があるため、問題集などをいくつかこなしておくことで、得点をあげることができます。
文法問題については、お勧めなのは、高校生向けの英文法問題集を1-2冊こなすことです。
価格的にも1000円以下の薄いものでよいので、ひととおり英文法をこなしてみてください。
この時、頭においていてほしいことは、スピードです。
実際の問題は、最長1問30秒で処理していかなくてはなりません。
したがって、文法問題もできるだけ速やかに解答していく。
おそらく、高校生用の文法問題集をこなすことで、実際に出題されるタイプの問題が解けるようになります。
特に品詞、文型、分詞、動名詞、前置詞、接続詞辺りの項目は重要度が高いので、注目です。
でも、出題自体はまんべんなく出されるので、全体的な文法をつかんでおくことは必須です。